「科学」だけでは健康にはなれない!
こんにちは、久家です。
LINE、インスタ、noteで記事を配信して
これまで健康に関わる
いろんな情報をお伝えしてきました。
その中で僕が一貫して
皆さんにお伝えしたいのは…
「考え方」です。
健康に関する情報が
溢れすぎている時代ですが、
考え方さえ分かってしまえば
自分で考えて
情報を取捨選択して
健康になっていけるわけです。
でも考え方を伝える場って
世の中にはほとんどないなって思うんです。
ネット、YouTube、SNSの情報のほとんどがノウハウと知識です。
そうなると…
何を見るかで話が変わってしまいます。
そうではなく
得た情報をどういう理屈で考えればいいかが分かれば、自分で決めれるようになります。
情報に振り回されることがなくなるわけです。
1人でも多くの人がそうなってほしい
と思って配信を続けています。
僕の配信する記事は
抽象的な話が
どうしても多くなってしまいますが
それは、
具体的な話では
応用が効かないからです。
考え方がしっかり頭に入ると
世界が分かりやすく見えるようになる
そう思っています。
例えば
「子供にスマホを見せない方がいい」
というのは
ある種の世界観から導かれる
1つの結論に過ぎません。
これが分かっている人と
分かっていない人とでは
その情報に触れた時のリアクションが
全然違ってきます。
健康番組で紹介された食品を
次の日に買いに行ったり、
YouTubeやSNSの情報に
右往左往するのは…
時間も、お金も、労力も無駄です。
なるべく視野を広げて
広い目で考えられるようになってほしい
と思います。
今回も抽象的な内容ですが
ぜひ最後までお付き合いください。
栄養素ばかりを気にしすぎ!
世の中は健康ブーム…
書店には健康本が立ち並び、
テレビをつければ
健康番組がやっていて
ネット、YouTube、インスタなどで
いくらでも健康情報が得られるようになりました。
しかし、
それらの情報があっても
健康な人が増えているかというと…
増えていないのが現状です。
・国民の2人に1人ががんになる…
・1000万人以上の人が糖尿病になる…
・4人に1人が認知症になる…
その結果…
平均寿命と健康寿命の差は約10歳開いています。
これが現実です。。
なぜこのようなことが起こるのでしょうか?
食に関して言えば…
「栄養素」ばかり気にしすぎ
・ビタミン○は〜
・ビタミン△は〜
・糖質は〜、脂質は〜
みたいな感じで。
必要な栄養素を考えて
食事を摂ることは確かに大事なことです。
しかし
必要な栄養素を考えて作られた病院食、
あれを毎日食べていて
果たして健康になれるでしょうか?
健康になるためには
「サイエンスとアートの融合」
が必要だと僕は思っています。
栄養素っていうのは
サイエンスの部分ですよね。
「オメガ3を積極的に取りましょう」
「抗酸化に必要な栄養素はこれです」
これは完全にサイエンスの領域です。
世の中に無数にある健康情報は
ほとんどがこのサイエンスの部分で
アートの部分は全く表現されていないのです。
健康な食事には「美味しい」「楽しい」も必要!
食に関する
サイエンスとアートについて
簡単に説明すると…
【サイエンス】
これは世の中に溢れている
健康情報そのものです。
・疲労回復に有効な栄養素
・腸内環境を整える食品
・がん予防に良い食事
・体を大きくするための食事の取り方
みたいなのは全て
現時点で科学的に分かっている事実です。
もちろん正しい情報を
取捨選択する必要はありますが、
活用できるものはどんどん活用するべき
だと思います。
【アート】
アートには2種類あります。
①感情、気持ち
「体のためだ、健康のためだ」と
栄養ばかりを気にして
マズイものを食べるよりも、
食事を「美味しい」と感じたり
その場を「楽しい」と感じることで
何かしらのストレスが改善されるのであれば
そっちの方が
食事としての意味があると思います。
「美味しい」とか「楽しい」と感じることは、
食を考える上でとても重要なことです。
そして
何のために食に気を使うのか?
これも大事です。
単に「健康のため」なのか、
それとも
「100歳まで元気に生きる!」
「スポーツのパフォーマンスを上げたい!」
「マラソンをずっと続けたい!」
「ダイエットしてスタイル良くなりたい!」など、
自分の理想を実現するためなのか、
両者で取り組む姿勢は全く違ってくるでしょう。
そして
その気持ちや想いが強ければ強いほど
結果はついてくると思います。
②感性
健康診断の数値が悪くなったり、
病院に行くぐらいの不調を感じたりする前に
自分の体の変化をいかに感じ取れるか
このような
「自分の体の状態を直感的に感じ取る能力」
をここでは感性と呼ぶことにします。
例えば
・動きやすさ(可動域、軽い重いなど)
・毎日の便の状態
・疲れやすさ、疲れの抜けやすさ
・睡眠の質(浅いか深いか、寝付き、起床時の疲労感など)
など
こういったことの変化を
普段から自分でどこまで感じ取れるかで
食に対する取り組み方も自ずと変わってきます。
この感性というものは
すごく重要な話なので
掘り下げていきたいと思います。
感性は鍛えられる!
ここでいう感性は、
「自分の体の状態を直感的に感じ取る能力」
と定義しました。
このように表現すると、
「持って生まれたもの」
「才能」
「センス」
みたいなものに思われるかもしれませんが、
そうではなく…
感性は鍛えられるものです。
そして
感性はインプットしている情報の量と質によるんです。
食事に関して言えば…
どんなものでも食べてみなければ、
それによるあなたの体の変化は分かりません。
科学的に分かっていると言っても、
実験室レベルで起こることと
あなたの体の中で起こることは違うんです。
厳密に言えば
あなたの体の中の状態を
実験で再現できている訳ではないのです。
「疲労回復にはこの栄養素がいい」
と言われていても、
あなたの疲労を回復させるのに
それが正解かは分からないんです。
では感性はどのように鍛えていくのか?
次の3つの段階を踏みます。
第1段階としては…
『頭ではなく体(細胞)にどれだけインプットしているか』
何か体に対する効果を期待して
食品やサプリメントを摂るのなら…
とにかくいろんなものを試してみること
そして
その時の体の変化を感じ取ること、
まずはこれをどれだけやるかです。
ネットやSNSでたくさん調べて
「どれにしようか」だけではダメなんです。
それは頭で考えているから、
サイエンスの部分です。
感性はアートの部分なので
体験する必要がある。
アートは五感がベースになるので
食べて、感じないとダメなんです。
そして次の段階は…
『インプットした情報をどこまで分解できるか』
例えば
サプリを摂って効果を感じたのであれば、
・肩こりが軽減した。
・起床時の疲労感がなくなった。
・運動後に飲むと特に効果を感じた。
・1日2回摂った時の方が良かった。
などのように
何が良かったのか、どのくらい良かったのか、どう良かったのかというのを、どこまで分解していけるかがポイントです。
そして最後は…
『分解したものをどれだけ組み合わせられるか』
細かく分解した情報を
自由に組み合わせていきます。
このサプリを運動後に1回飲んで…
夕食にこの2つの食材を摂って…
6時間寝た時が
疲労の回復具合が1番いい。
みたいな感じです。
ここまでやってはじめて、感性が鍛えられていくんです。
ただ何となく、
「このサプリを飲んだら調子がいい気がする」では、
感性は何も鍛えられません。
食品やサプリの販売ページに載っている情報は
「サイエンス」の部分ですし、
口コミで書かれていることも
参考にするのはいいと思いますが、
あなたと全く同じ条件で摂取して
得られた結果ではありません。
なので、
本当に自分に合うものを探したければ、
感性を鍛えていくしかないのです。
「めんどくさい」
と思われる人もいると思います。
「ちょっと良くなればいいなあ」
「何となく良い感じがすればいい」
くらいならここまでやる必要はありません。
しかし、
せっかくお金と時間をかけて
食にこだわるのであれば
「しっかりと効果を出したい」と僕は思うので
日々感性を鍛えることを
意識して行なっています。
ぜひ皆さんも
毎日ちょっとずつでいいので
感性を鍛えていただけたらと思います。
いかがでしたか?
今回は食に関する
「サイエンス」と「アート」について
お伝えしました。
健康のために食事を考える時、
栄養素ばかりを考えてもダメ、
美味しさばかりを求めてもダメです。
「美味しい」、「楽しい」という気持ちが湧くから
食べたいと思えるし、
「元気になりたい」「健康になりたい」「不調を治したい」
といった想いがあるから
真剣に取り組めるんです。
そして、
体や食に関する知識があるから
何にどう取り組めば良いかが分かります。
この「気持ち・想い」と「知識」を繋ぐのが「感性」です。
もしあなたが食の改善に取り組んで
期待する効果がないのであれば、
足らないのは…
知識なのか?
気持ちや想いなのか?
それとも感性なのか?
ぜひ考えてみてください。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
久家
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