競馬マンガのご紹介。(片山まさゆき「ルーザーズサークル」など。)
東スポnoteさんのメジロライアンがフィーチャーされた記事を読んで、思い出した競馬マンガをご紹介したいと思います。東スポnoteさんの記事はこちら。
片山まさゆき「ルーザーズサークル」
思い出したマンガがこちら。
「スーパーヅガン」や「ぎゅわんぶらあ自己中心派」などの麻雀マンガで知られる片山まさゆき先生の競馬マンガです。
時代設定は1990年〜1991年。アイネスフウジンが日本ダービーに勝ち、有名なナカノコールが起きた年、そして競馬ブームの中心にいたオグリキャップが引退レースの有馬記念に優勝した頃ですね。
その熱い時代の、競馬ファンが主人公のマンガです。
このマンガの見どころは、主人公たちの馬券生活の”あるある感”だと思います。
突拍子もない買い方も描かれるんですが、それも含めて”ありそう”と感じます。
ところどころに見られる「競馬あるある」、「馬券あるある」が今の時代にも通じるものがあります。
ちょっと拾ってみると、
たとえば、
6頭立てのレースに”荒れ”期待で全ての買い目15点に3万円ずつ投じたら、”ど安め”2.8倍で決まったり・・(笑)
700円しか資金がないので、万馬券狙いで100円ずつ買ったところ、レースが本当に荒れて万馬券になったのに、100円足りなくて買えてなかったとか・・(笑)
あとは、読み切りスタイルで、単発で登場するキャラクターも面白い。
1990年頃の連載なので、メジロマックイーン、メジロライアン、ホワイトストーンあたりが登場します。(トップ画像が、メジロライアンが勝った1991年の宝塚記念です。)
個人的にすごく好きなテイストのマンガなんですが、1巻しか出ていないのが残念です。
そのほかの競馬マンガご紹介
あと競馬マンガで言うと、、
皐月賞の伏兵馬マイホープに騎乗するひとくせあるジョッキーの息子が誘拐され、なんと犯人から「マイホープを勝たせろ。さもないと息子の命はないぞ。」と脅迫の電話があり・・と言うお話です。
原作が田原成貴さんなので、馬との心の通わせ方とか、レース中の描写とか、血が通っています。
何人かの騎手がデフォルメされて登場するのも面白い。
あとは、これなんかもよかった。
これはまあまあ新しめと言っても良さそう。
作者は、現役厩務員の方だそうです。
基本的には絵のタッチもあり、ほのぼのと厩務員と競走馬の生活が描かれるのですが、ラストの方で、
「競走馬にとって、幸せとは何か?」
という問いがあり、
その答えが、そうか・・と考えさせられるものがありました。
・・と、好きな競馬マンガをご紹介させていただきました。
本当は、「マキバオー」がいちばん有名かな?と思うのですが、読んでないんですよね・・。
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