「調教師になったトップ・ジョッキー」蛯名さんの本、読了。
競馬ネタ、連投💦
蛯名正義調教師の本を読み終えました。
蛯名さんというと、騎手時代の成績は超一流。
通算2500勝、G1もエルコンドルパサーやバブルガムフェロー、アパパネやフェノーメノとのコンビで何回も勝っています。
エルコンドルパサーやナカヤマフェスタとのコンビで日本競馬界の悲願、凱旋門賞で2着が2回と、今のところ騎手として最も栄冠に近づいた男ですね。
・・という、トップジョッキー出身で今は調教師、という方の本。
最近だと、福永祐一調教師(元騎手)も本を出したばかりで、その感想記事も書いたばかり。
続々と元トップジョッキーの調教師となってからの本が出ており、競馬ファンとして嬉しいです。
蛯名さんの本ですが、感じたのはかなり”競馬ファン寄り”に書かれているな、ということ。
たとえば、
と、”自分なりのデータベース”を築いてみては?と提案しています。
もっとも、調教師としては「いい返し馬をしてるなあ」と感じても、なかなか結果に繋がらない、とも書いていますが(笑)。
”自分なりのデータベース”。
私もそういうモノを作りたいと思いつつ、挫折の日々です。
こないだ”調教師の研究(コメントの体系化)”を思いついて少し取り組んでいるのですが、なかなか大変で・・結果に結びつきません。
蛯名さんが、調教師コメントについてこう書いていました。
・・わかります。
馬を送り出す陣営は、自分たちの馬の能力の把握、仕上げに手一杯で、まずはそこに力を使っているのだと思います。
それに、毎日手がけている馬は、それは可愛いでしょう。
レースに送り出して、頑張ってこい、少しでも上の着順を拾ってきてくれ、という気分なのだと思います。
他の陣営の馬と比べてどうかなんて、考える余裕はないんですよね。(特に下級条件では)。
・・うーん、”調教師コメント”を予想に役立てられないか日々考えている自分としては、多少暗澹たる気持ちになりました(笑)。
長くなりました。
最後に、競馬ファンとして、「そうそう!」と膝を打った部分を引用します。
いやー、よくわかっていらっしゃる、と思いました。
データというよりは、”思い出”の蓄積で競馬を続けているような感じ、あります。
一生もんの趣味です。
(と言い続けられるよう、もう少し当てなければ 汗)