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#エッセー
日本代表のサッカー観戦にデジャブを感じる。そう、これは自己啓発本の読後感と同じだ。
好きなんだけど嫌いってものがこの世には存在する。そんなコインの裏表みたいなものが僕の場合、自己啓発本だ。日本代表のサッカーの熱戦を見ていてふと思った。その場では感情が強く深く渦巻くが、現実には我が身には何も変化はない。物語を乗り越えて現実と戦うことが大事な気がする。
まだ産まれて1ヶ月弱の子どもにミルクを夜中にあげる関係でW杯の試合をよく観る。僕は「にわか」とすら呼べないぐらいのレベルのサッカー
ブラジル代表と大阪桐蔭と東京地検特捜部と電通と。人々を惹きつける憧れと恐れの組織論。
強くて魅力的な組織って何だろう?ブラジル代表の試合を見ていると憧れと恐れをもった組織が人を強く惹きつけることがわかる。でも勝負に負けるときは簡単に負ける。僕はそのひとつであった(と過去形で僕は思っている)組織にいた。その組織=電通はいま憧れも恐れもなくなってしまった。そして、僕は電通を辞めていまはひとりでやっている。この先、僕が組織をつくるとき何を目指すのだろうか。
息子にミルクをあげる時間と被