ヤバイTシャツ屋さん「 “Tank-top of the DVD Ⅳ” TOUR 2022」2022.3.9@Zepp Haneda
今この時代に、ヤバイTシャツ屋さんがいてくれなかったら。
今この時代で、わたしがヤバイTシャツ屋さんを好きになれていなかったら。
そう考えるとゾッとする。
そのくらいヤバイTシャツ屋さんはコロナ禍でもわたしたちを元気づけるために、たくさんたくさん活動してくれている。
数えきれないくらいの活動に感謝してもしきれない。
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このツアーで引っさげているDVD “ Tank-top of the DVD Ⅳ “ をメンバー、顧客とのオンライン同時上映で初めて観た時、コロナ禍での各地のライブハウスの映像に衝撃を受けた。
あまりのお客さんの少なさに一瞬、バンドの結成当時のライブ映像かと思った。
その後、このコロナ禍のライブの映像だと分かり言葉を失った。
こんなに少ないキャパで各地を回ってくれていたんだ。
メジャーバンドが、アリーナを埋められるバンドがここまでして、日本中の顧客を元気づけるために。
わたしはヤバイTシャツ屋さんを本当に尊敬している。
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2021年3月5日、チケットを取りとても楽しみにしていたZepp Tokyo 5days。
しかし、諸事情により参加を断念した。
それから1年越しの念願のヤバTのライブ。
フェスでも観たことがない全く初めてのヤバT。
ライブハウスが安全なことは分かっていたけれど道中が不安で、今回も一度は諦めリセールに出した。
それが不成立だったため、参加を決意した。
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2022年3月8日、ライブ前日。
急遽ライブに行けることになり、心の準備が出来ていなかった。
だんだんと大好きなヤバTのライブに行ける、憧れのしばたありぼぼちゃんに会えると実感すると嬉しくて、まるでデートの前の日のようにドキドキしていた。
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2022年3月9日、ライブ当日。
今日ヤバTのライブに行ける、ありぼぼちゃんに会えるんだ、とメイクや準備をする何もかもが楽しくてウキウキして会場へ向かった。
途中見かけた、生まれたての顧客の子が『くままみれタオル』をマフラーのようにして巻いている様子がとても可愛かった。
整理番号は508番。
1人参加なので、Zepp Hanedaのスタッフさんが空いているスペースに入り込めるように誘導してくださり、6列目のありぼぼちゃん近くに行くことができた。
18時になり開演まで後30分の時に、レッドブルのイベントの抽選結果がLINEで届き、なんとB賞に当選した。
Zepp Hanedaの会場内での当選にとても驚き、ライブがもうすぐ始まるワクワク間とダブルで嬉しかった。
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いよいよ開演。
目の前にメンバーが出てきた瞬間、画面越しじゃない、本物のヤバイTシャツ屋さんに会えた感動で嬉しすぎて涙が止まらなかった。
大好きで憧れのありぼぼちゃんは、始めからベースの立ち位置に行くのではなくて、ドラムの所に座って叩くふりをしていた。(ギターの所にも行っていたのかも)
衣装のジャージのジャケットの、初めて見た肩を落とす着方が可愛いすぎたし、メイクも髪もネイルもありぼぼちゃんの全てがキラキラしていた。
心の底から楽しそうな、顧客が、ライブが、ヤバイTシャツ屋さんが大好きだと全身で伝えてくれているような笑顔が輝いていて、とてもとてもまぶしかった。
道重さゆみさん始め沢山のアイドルの方をずっと見てきているのが、ありぼぼちゃんのライブパフォーマンスにとても良く生かされているんだなと感じた。
笑顔はもちろん、曲や歌詞に合わせて、ちょこまかとした可愛らしい動きをしてみたり、機材に片足を乗せてカッコ良くベースを弾いたり、面白くおどけてみせたかと思えば、演奏しながら真剣な眼差しでメンバーの方を見たり。
様々な、表情の変化、歌い方、声の出し方を見せてくれて、全身を使って音楽を表現している様に、ありぼぼちゃんから目が離せなかった。
わたしはありぼぼちゃんの素晴らしいライブパフォーマンスは、バンドマンでありアイドルだと感じた。
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1曲目『NO MONEY DANCE』は泣きながら心の中で(ありぼぼちゃん可愛い…可愛すぎる…)とずっとつぶやいていた。
マイクスタンドから離れて近くまで来てくれたありぼぼちゃんをよく見たいのに、涙で滲んでよく見えなかった。
周りの顧客さんたちはめちゃくちゃノリにノッていたのに、わたしはただ棒立ちで「税金バリ高い!(Yeay!)」の所でピースをするのが精一杯だった。
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『Tank-top Festival 2019』でようやくヤバイTシャツ屋さんの音楽を楽しめるようになった。
ライブに来ること自体、約2年ぶりだった。
それも、初めてのヤバTのライブでノリ方とかついていけるかなと思っていたけれど、このコロナ禍で曲を聴きまくっていたからか大丈夫だった。
コロナ禍のライブでマスクをして声を出せないのも、声を出す所で力いっぱい拳を挙げることで、声を出せないもどかしさみたいなものはわたしは感じなかった。
そもそもわたしはコロナ前のヤバTのライブを知らないからかもしれないけれど。
とにかく全身にヤバイTシャツ屋さんの音楽を浴びて、身体を動かすのが楽し過ぎた。
声を出したいと思ったのは、こやまさんがMCで「何セミが好きですか?」って聞いた時。聞かれても答えられないしなーと思っていたら、こやまさんも気づいたのかもりもりに聞く方式に変えていた。
わざとなのか、何も考えずにお客さんに聞いてしまったのか、面白くて印象に残っている。
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『ZIKKA』から『J.U.S.C.O.』のロック感が強い選曲がめちゃくちゃカッコ良かった。
ヤバイTシャツ屋さんは正真正銘紛れもないロックスターなのだ。
『Bluetooth Love』は、ぷりてぃダンスを踊るのが楽し過ぎた。ヤバホンはまだ説明書なしでは使いこなせていない。
『癒着☆NIGHT』は、わたしのイチオシありぼぼパートの「ギブアンドテイクでいい関係」が聴けて感無量だった。このパートの歌い方が、音源よりライブの方がセクシーなのだ。無事に悩殺された。
『ダックスフンドにシンパシー』は、ツアー初日札幌で宇宙初解禁されて、早く聴きたいと思っていたら対バン相手のSaucy Dogが動画を公開してくれて聴くことが出来た。さすがSaucy Dog。
「(ワン!)(ワンワンワン!)」で手を挙げるのが楽しかった。
『肩 have a good day』の終わりで、来ました3月9日。曲終わりでこやまさんが解説をしていて、自分のボケを自分で解説するみたいになっていたけれど、言わないと伝わらないことってあると思うから、ちゃんと言葉にして伝えていてえらいなと思った。
わたしも見習おう。
『くそ現代っ子ごみかす20代』の最後の方の「くそ」で休止が入る所で、演奏に合わせて周りの顧客さんたちが挙げた手も止めているのがめちゃくちゃカッコ良かった。わたしもまたこの曲をライブで聴くことがあれば真似しよう。
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『ざつにどうぶつしょうかい』は、わたしがヤバイTシャツ屋さんの曲の中で一番好きな曲だ。
「おいしい」「かわいい」のありぼぼちゃんパートが可愛すぎて、いつかこの曲を歌っているありぼぼちゃんを生で見ることがわたしの夢だった。
夢が叶った。
「羽田空港第1ターミナル おいしい
羽田空港第2ターミナル おいしい
羽田空港 おいしい
羽田 おいしい」
今回はおそらくそう歌っていた。
しばたありぼぼワールド全開だった。
そして後半の歌詞では、人間もどうぶつの仲間なんだ、涙をながすこともあるけど、笑いあい助けあって周りの人を大切にして生きて行かないと、というとても大切なことを教えてくれている。
この曲がわたしは大好きだ。
ヤバイTシャツ屋さんはいつも本当に大切なことを歌詞に乗せて、わたしたちに伝えてくれている。
ヤバイTシャツ屋さんは教養バンドなのだ。
『ざつにどうぶつしょうかい』の終わり方がライブアレンジで音源とは違うことも、こやまさんが曲終わりのMCでちゃんと伝えていて自分で「カッコ良い」を連発していた。
ありぼぼちゃんに冷めた目で見られていて笑った。
そのMC中わたしは本当に終わり方がカッコ良いと思ったから、頭の上で拍手をしていた。
高い位置で拍手しないとステージ上からは分からないと聞いたことがあったから。
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『ZORORI ROCK!!!』を楽しみにしている生まれたての顧客の子がいる話はとても心温まるエピソードだと思ったけれど、今後のライブでずっと演らないといけないことになっているのではないかと少し心配になった。
『サークルバンドに光を』では、こやまさんが輝いていた。わたしはヤバイTシャツ屋さんはこのコロナ禍でわたしたち顧客を楽しませ続けてくれている光だと思っている。
『天王寺経由してなんば』は、曲名だけは聞いたことがあったけれど初めて聴く曲だった。腕を交互に上げ下げする振り付けが面白かった。
(この後Zepp Hanedaからの帰り道、わたしは横浜で乗り換える所を乗り過ごし、『天王寺経由してなんば』を聴いた日に『横浜経由して品川』になってしまった。)
『ハッピーウェディング前ソング』は、「ノリで入籍」の「籍」で一斉に手を挙げる所が難しかった。
わたしも難なく出来るようになれるくらい、ヤバTのライブの常連になりたいものだ。
『喜志駅周辺なんもない』は、これを書きながら聴いている音源の方が違和感があるくらい、このコロナ禍でコール&レスポンスなしver.が身体に染みついてしまった。
周りの顧客さんたちの真似をして、コールの所ではわざとくらい大げさにノリ、レスポンスの所では真顔で棒立ちになるのが楽しすぎた。
「よく出来すぎ」とこやまさんが言っていた。
また、「瑛人お大事に〜」とこやまさんが言っていて、呼び捨てにするほどの仲良しなんだなと感じた。こやまさんが、翌日行われるはずだった瑛人さんとの対バンを、どれほど楽しみにしていたかを思うと残念でならない。
『Give me the Tank-top』は、曲に込めたメッセージが歌い方から、演奏から、直に伝わってきた。
改めて名曲だと感じた。
『かわE』は「やんけ!」と叫ぶ所を、拳に込めて力一杯突き上げた。かわEダンスも習得してみたいと思った。
ありぼぼちゃんが言っていた、もりもりが命をかけていると言う最後の所、本編最後では途中で気がついたけれど、アンコール最後の所はしっかりと見ることができた。なるほどカッコ良かった。
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アンコール1曲目、Buyer Clientで『dabscription』。
$atoshiが出てきた時、あやしい動きとタンクトップの結び方でこそドロにしか見えずめちゃくちゃ笑った。
途中で楽器を持つ所はどうするのかと思っていたら、暗転して間を長く持たせてその間に演奏する準備をしていてなるほどな、と思った。思ったより素早く準備完了していてさすがだった。
『無線LANばり便利』からの『ヤバみ』は本当にヤバかった。
初めてのヤバTのライブ、楽しすぎて、年齢を考えずはしゃぎまくって手を挙げまくってジャンプもしまくってしまった。
この後数日間肩と腰の辛さが続いた。
以下がライブ後からずっと頭の中で流れている。
(昔の君じゃない
ジャンプは控えんさい
腰痛いんとちゃうんかい
腰痛いのになぜかジャンプしてまうほんま怖い)
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初めてのヤバイTシャツ屋さんのライブは、ヤバTとヤバTが好きな人しかいない空間で、音楽を全身に浴びて踊って跳ねて、最高に楽しい時間だった。
アンコール最後の方でふと我に返り、(あ、今、何も考えず楽しめているな)と思う瞬間があったほど他のことは何も考えず、ただ大好きなヤバイTシャツ屋さんの音楽を純粋に楽しむことが出来た。
かけがえのない宝物のような時間だった。
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今この時代に、ヤバイTシャツ屋さんがいてくれて良かった。
今この時代で、わたしがヤバイTシャツ屋さんを好きになれて良かった。
様々なことが起こって大変な時代だけど、みんなのために毎日めちゃくちゃ頑張ってくれているヤバイTシャツ屋さんにどうか功労賞をあげてほしい。
2022年、今年こそヤバイTシャツ屋さんが紅白に出場できますように。
#ヤバTありがとう
#ヤバTだいすき
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