後期45物語14 火吹き(POP&Bang with FRAMES)実験
こんにちは!
表題の通り火吹きの実験もしてみました。
しーちゃんECUですから、当然チューニングの
整合性を保ったまま火吹き機能を追加する事を
追求してみました。妥協点が難しかったです。
よく外国でやっている連続火炎放射器のような
過激なものではなく、F1のような一瞬ボッと
出るようなものをやってみようと思いました。
正直に申し上げますと、火炎放射で整合性を
取ったままやる方法が今の所思いつかないです。
しーちゃんも万能なわけではございません。
しかもCLA45SBはランボルギーニなどの大排気量で
配管が短い車とは違い、一般的な長さの配管がある
2L普通のステーションワゴンですのでバブリングは
出来ても火吹きは結構難しいと思います。
繰り返しになりますが、ただ火を出すのではなく、
ちゃんと街乗りから高速までの整合性を
確保したままのやり方です。基本中の基本です。
やっぱり難しかった・・・。涙
バブリング関係のパラメーターは今ではもう
50定義以上になってしまいましたが、それらを
上手く組み合わせて挑戦しました。
最初は少し出ただけでもすごく嬉しかったです。
これでデーターの方向性を決めてアイデアを
出しながら一つずつ試していきました。
余談ですが、何故か炎関係は映えるせいか
夜の写真や夜のビデオが多い気がします(笑)
ですので敢えて明るいところで厳しく実験。
明るくてもここまで出るようになりました。
どうしても炎はPOP&Bangの鳴りとの
取引になってしまい、火吹きを重視すると
バンバン音が少なくなってしまいます。
ここまで来ると銃声のような音がします。
正直うるさいです(笑)
実験する時はもちろん周りに迷惑のかからない
田舎ならではの場所で行っています。
一面は海、反対側は森と銃声を発しても
海の広大さと森の騒音吸収で誰にも迷惑が
かからない最高のロケーションです。
もちろん近くの部落からも離れています。
青森のこの自然のおかげでしーちゃんECUは
鍛え上げられるのと同時に学ばせて頂いている。
この昔から受け継がれてきた土地に感謝する。
ベンツの最新技術は東京や大阪ではなく
青森から生まれていることを知れば
下げる意味での「田舎」とは言えないだろう。
皆さんと同じく夜も撮影してみます(^^♪
段々と仕組みが分かってきました。
火吹き量も前より多くなりました。
しかし火吹きの量が増えればバブリングが
少なくなってくるので調整が難しい。
難しく思うのはしーちゃんだけかなぁ。。。
ボワッと出る時もあります(^^)/
アクセルの踏み方もありそうです。
踏み方で火の出方も変わります。
確かに夜なら映えますね(*^-^*)
青色の炎、赤色の炎と色分けも
なかなか難しいです。
油温も高くないと火が出ない感じです。
燃焼温度のコントロールも難しいです。
このような感じでノーマルマフラー状態でも
火吹きが出来るのを確認しました。
炎は構造的に出ないかな?と最初は思いましたが
さすが45のマフラーは元がすごく高性能です。
フロントパイプの触媒だけで消音している感じです。
フロントパイプとセンターパイプは
ストレートに交換です。
走行中の火吹きは外国でもよく見ますが
止まった状態の空ぶかしではベンツの場合
それほど多く出ていません。
まぁ、停止レブ(空ぶかしリミッター)が
あるので仕方ないと言えば仕方ありません。
しーちゃんブログの日が浅い方向けに敢えて
申し上げますが、日本で停止レブが出来るのは
実は私と横浜K氏だけです。
残念の繰り返しですが、日本のベンツ界は
プロショップやプロのチューナーと言う方は
停止レブを自分でいじることが出来ません。
どうしてかと申しますと、BOSCH ECUの場合
自分で生データーをサーチしたり理解する
能力が無く、外人が作った定義ファイルの
中身しかいじる事が出来ないないからです。
皮肉なことに停止レブは普通のレブリミッター
と違って生データーに係る係数が違うのです。
※係数とは
ある車のスピードリミッターが200キロで効くとする。-①
それに対応するECUの生データーは1000と書いてある。-②
②に1/5=0.2を掛けるとこの車のスピードリミッター①になる。-③
①②③より故に係数は0.2
このような扱いで結構です。
だから外人もなかなか見つけられないのです。
故に定義ファイルに停止レブが載っていない
ため日本のチューナーは変更出来ないのです。
残念ながらこれが日本におけるベンツの
プロチューナーの現実なのです。
ベンツの火吹きは空ぶかしで行ってこそ
色々な意味で価値が高いかと思います。
知れば知るほどベンツのチューニングに関しまして
ガッカリすることが多いと思います。
少しでもそうならないようユーザー側も
理解や知識が必要になって来ます。
プロですらこのような感じですので、、、。
昔と違って部品を換えたら性能が上がるという
事が無く、ソフトウェアで決まってきます。
だからしーちゃんはECUに挑戦しました。
折角高いお金を出して買った部品を換えても
性能が上がらないなんてひどいですよね。
がっかりしてしまいます。
どうしてまた火吹きからこのような話題に
なったのかと申しますと、また色々啓蒙を
お願いされたからです。。。
私ごとき失礼致しました。
さて、火吹きも出来たし元のバブリングに
戻しておくか。そして岡山D氏にビールを
おごってもらおう(^^)/♡さぁ、行くよ!
また会いましょう!
これからもしーちゃんを
どうぞよろしくお願い致します。
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応援をよろしくお願い致します。
いつもお読み頂きありがとうございます。
ブログ内での質問はちょっと・・・と思っておられる
読者様はコメント欄ではなく直接私に質問のメールを
頂けますと嬉しいです!
また、アイオーク紹介希望者の受付実施中です。
最近は日産コンサルト3(4)や3+、そしてベンツの
青森発VEDIAMO(ベディアモ)コーデング開発や
SDコネクトなど故障診断機の話題も出ています。
加えてDTS-MONACOも導入しました。
更にベンツECUチューン、書き換えも挑戦。
私の分かる範囲・経験した範囲で情報を
どんどん発信していきますので
これからもよろしくお願い致します。