Daigoの最高月収は月9億円

少し前にメンタリストDaigoが炎上していましたが、彼の最高月収は月9億円だそうです。

これだけお金を稼ぐと、生活保護者やホームレスの気持ちはもちろん、サラリーマンの気持ちもわからなくなるでしょうね。

元々故竹下登元首相の孫だそうなので、金銭感覚は、一般人とは生まれた時から違うでしょうけど。

竹下登の親分の田中角栄は数百億円規模のお金を持っていたそうです。その派閥を受け継いだのですから、田中角栄以上の資産を築いていた可能性は十分あり得ます。

当時は、バブルの真っ最中で、円高になって、株価も最高値を付けたりしていました。政治家銘柄もあり、野村證券には竹下派専門の役員がいたという噂もありました。そういう人が莫大な利益を竹下派にもらたしていたはずです。当時は、野村がこの株を上げる、と言えば本当に値上がりする時代でしたから。

商品先物でも、小渕元総理は高崎ですから、生糸とか、小沢一郎や羽田孜は小豆とかで噂がありました。商品先物では、竹下派の秘書軍団500人くらいが一斉に動けば、好きなように相場を操縦できたと思われます。

1990年代の小豆相場では中田さんというのが本尊で20億円～50億円を稼いでいたそうですから、小沢一郎さんらはそれ以上に稼いでいた可能性があります。もっとも中田氏はその後逮捕されてしまいましたが。

そういうお金の感覚から言えば、Daigoが月9億円稼いでも彼にはある意味コンフォートゾーンの中なのかも知れません。とはいえ、日産のゴーン社長や武田薬品の外国人社長並ですね。おそらくトヨタの社長よりも多いかも知れません。異常な時代ですね。

Daigoはそうして稼いだお金を自分で独り占めするのではなく、慈善活動にも使って欲しいですね。ビルゲイツやザッカーバーグも資産を寄付していますし、いわゆるnobles oblige（ノブレスオブリージュ）、高貴な人の義務というのがあるはずです。

たくさんお金を稼ぐ人は、恵まれない人に寄付するべき、というのが欧米では文化として根付いています。そういう気持ちがDaigoに少しでもあれば、生活保護者よりも猫を助けて欲しい、ホームレスはいなくていい、というような発言にはならなかったと思います。

そういう意味で、Daigoは自分さえよければ、他人はどうでもいい、というような利己的な感じがします。と、言っても外部から見た印象だけで、実際に会って直接対談すればまた違うのかも知れません。

昔、金の亡者みたいに言われていた若い起業家に会ったことがありますが、彼はとても腰が低く、礼儀正しい若者だったので。

ともかく、有名になれば、嫉妬されるので、一般大衆を敵に回すような発言はせず、むしろ、弱者を思いやるところが出てくれば、さらに一回り大きくなれるかも知れません。