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べんりんしゅん@知財部
2020年5月6日 22:59
この記事は、主に材料に関する特許を発案する人に向けた記事になります。前回記事も同じ話題ですので、ご覧になっていない方はぜひとも読んでください。1.セットクレームの重要性 材料屋さんの発明のカテゴリといえば「化合物」、「組成物」、「○○材料」といった類のものが、皆さんの頭に、まず浮かぶと思います。このカテゴリのクレームもあってよいのですが、この化合物を用いた機器、装置、デバイス、モジュールとい
2020年5月5日 23:20
この記事は、主に材料に関する特許を発案する人に向けた記事になります。 開発時代の話になりますが、私は20件ほどの筆頭発明の特許があります。そのほとんどが機能性材料とその材料を用いた機器、装置の発明で、いわゆる材料屋でした(いまは何でも屋です)。 本日書くことは、自分が開発時代にやってしまっていたミスがほとんどです。エラそうな口調が出てくる文章になるかもしれませんが、自身の体験談であること
2020年5月2日 23:30
今回の記事も前回に続き、特許ノルマに毎年追われるエンジニア、これから特許に関わるであろう未来のエンジニアに向けた記事になります。前回の記事をご覧になっていない方は↓からご覧ください。 前回の記事では、発明を創出するために必要な心構え、を書かせていただきました。今回はそこから少しステップを進め、成果を特許に結びつけるために必要な考え方について書いていきたいと思います。1.特許創出に必要な3
2020年4月29日 00:06
今回の記事は、特許ノルマに毎年追われるエンジニア、これから特許に関わるであろう未来のエンジニアに向けた記事になります。私がどんな人間かは、↓を参照してください。 私も開発の部署の経験があり、そこでは年間1件以上という特許ノルマがありました。幸いなことに、入社2年目が未達成だった以外はコンスタントに特許提案をしていました。が、自分の周りで苦しむ方を数多く見てきました。そのような人達に共通してい