![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/162856071/rectangle_large_type_2_ddb70e04338a0f622defdb506f3da825.png?width=1200)
【ブックレビュー】実践的データモデリング入門
実践的データモデリング入門(真野正著、翔泳社)
古典的教科書です。データモデリングを始めようとされている方は必ず買うべき本です。
第2章 モデルの基本作法
-モデリングの記法と読み方-
どの記法が良いとも悪いとも言わず淡々と解説されてます。エンティティ、属性(アトリビュート)、リレーションシップなどを丁寧に解説されていますので初心者でも理解できるでしょう。
エンティティの種類は中級の技術者でも知らない方が多いと思います。一般的な話ですので上級技術者との会話についていくためには「当然知ってますよ」という顔をしましょう。
①独立エンティティと依存エンティティ(特性エンティティ)
→単独で存在できるか出来ないか
②関連エンティティ
→他の複数エンティティが決まらないと求まらないもの
③分類エンティティ
→受講科目に必須と選択があるなど含む関係にあるもの
第4章 エンティティの切り出し方
-トップダウンモデリング
4章からは第2部として実践編です。具体的にデータモデルを造っていく手順を教えてくれます。データモデルの作成手順として、トップダウンとボトムアップがあることは上級技術者には常識なのですが、それぞれの「流派」ごとにどちらかに決まってきます。この本は教科書的ですのでトップダウンの手順とボトムアップの手順を丁寧に教えてくれます。
終わりに
1家に1冊、1プロジェクトに1冊でなく1人1冊買って付箋貼りまくりの書き込み倒して使ってください。
![](https://assets.st-note.com/img/1730703148-s3MuKzP4NExOt9gLIRVwFnG2.jpg?width=1200)
以上