物語32
懐かしさの残る風景
この季節、街を歩いているとすごく侘しい気持ちになる
虫のなく声や、気持ちの良い風で自分の思い出が蘇ってくるような感じがする
大学までの約10年間くらいの思い出が懐かしくなる
部活をしていて8時くらいに帰っていた頃、
部活終わりにみんなでワイワイしていた頃
もう二度と戻ることはないけれどどこか懐かしい思いが生まれる
この抑揚によって感動は共感されるのかなと思いながら歩いている
山が近いからか、虫の声が心地よく鳴り響く
誰もいないグラウンドを眺めていると人の気配がする
ナイターがついているからなのか、自分の思い出がそうさせるのか
こんな人の気持ちを動かせるような作品や、建築を作れたらな
たくさんの人に届くような何かを作れるようになりたい