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アップル、あっぱれ

 りんごのまち弘前は、りんごのお菓子、アップルパイを推している。珍しくもなんでもないお菓子ではあるが、それを街の推しにしているのだから、それぞれのお店に工夫がある。
 アップルパイの食べられるお店や買えるお店を一覧にしたパンフレットがあり、数えたことはないけど50店ほど掲載されている。
 私のお気に入りのアップルパイはいくつかあるし、そのパンフ全部のパイを食べたわけでもない。けど、私のおすすめは、駅前の喫茶CoCoのタルトタタンである。隣にラムレーズンのアイスクリームが添えられている。非常にリーズナブルで、ランチのあとに食べても全部で1350円くらい。
 テーブル席4つ、あとはカウンター席の小さなお店である。今年の桜まつりの頃、張り紙がしてあって、デザート(つまりはアップルパイ)だけの提供になっていた。小さな弘前の街のお店は、桜まつりの頃は観光客でいっぱいになるのだ。その時ぐらいはいっぱいになってほしいと願う。

タルトタタン

 小さな丸い形の中にぎゅっとりんごのおいしさが詰まっている。焼きりんごの苦味、甘みがぎゅっ!しあわせ。

モンブラン
タルトタタンが売り切れの時に食べてみた

 もちろん、モンブランもおいしい。でも、イチオシはタルトタタンなのだ。

きのことベーコンのパスタ
食後に珈琲


こちらはアップルパイ

 たいていのお客さんはこのアップルパイを食べているみたい。ほかほかのアップルパイに冷たいアイスクリーム。もちろんおいしい。例のパンフレットを持ち歩いている人も。

新メニュー
小豆寒天

 おしゃべりしながらランチ、たまにはデザートをつけて。 気のおけない女友達と行きたいお店である。
 日曜日、相棒と散歩していたら、知らないお店を見つけた。まあ、ふだん歩かないところだから知らないだけなのだろうけど、たたずまいがちょっと良かった。

白木のドアがかわいい

 近づいてみると、かわいい看板があった。

コノミと見える
スイーツ店のようだ

 ふらふらと中に入るとナチュラルな感じ、白木の使われた明るい店内だ。素朴風なお菓子がショーケースにならんでいる。出てきた店主は、これまた生成りのイメージのような清潔感あふれる人。りんごのお菓子がマフィンとタルトがあり、タルトを2つ買い求めた。
 

クランブル風タルト

 散歩から帰り、紅茶でいただいた。細かく切ったりんごの実が、サクサクのタルト生地にのっている。その上にクランブル風のポロポロな生地。ひとくち食べると可愛いりんごが顔をのぞかせる。あっさりしているけど、りんごの旨味が感じられる。食べたら笑顔になるおいしさ。
 りんごの街に来たらぜひ、りんごのお菓子も食べてみて。いろんなおいしさが詰まってます。

#おいしいお店


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