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続けられる家計簿のつけ方。

「ケツロン」

まずは月の収支合計”だけ”を記録するところから始めてみる。スプシで。

家計簿は自分には難しすぎる

 暮らしにかかるお金をもう少し減らしたいなぁと思って、「よし、今日から家計簿をつけて収支を管理するぞ!」と決心する人、多いと思います。さて素朴な疑問。その決心、続いています?
 難しいんですよね、家計簿って。続けるのが。書くことが大変なんじゃなくて、続けるのが大変。はい、ずっと続けられています。と言える人はなかなかいないんじゃ無いでしょうか。え?あなたがそう?うーん、それはすごい。わたしの周りでは見たことが無い。続けられる人はほんとうにすごいなぁと尊敬します。

 わたしも、自分の生活で何にお金を一番使っているのかを把握したくて、家計簿にトライしてみたことは一度ではありません。一度では無い。何度か挑戦してみては、家計簿をコツコツ毎日つけるというその行動を習慣化することができずに断念してきています。とにかく続けられない。難しすぎる。なんでなんだろう。家計簿をつけること、難しくないですか?

わたしが家計簿を続けられない理由

 続けられない理由ははっきりしていて、「一円単位まで完璧に記録したくなってしまう」から。そしてそれができなくてなって嫌になってしまう。完璧でなくて良いのに。そういう性分なんですよね。A型なのも影響しているのかも。めんどくさがりで飽き性なのも。

 コンビニで使ったお金とか、電車賃とか、自販機とか、そういう細かい支出も全部記録しないといけないと思ってしまって、なおかつそれらをきちんと「食費」「交際費」とかって細目管理しようとして、パンクしてしまう。レシートもらい忘れたー。いくら使ったかわからなくなったー。もうやめたー。完璧につけようとするとダメなんです。細かすぎるのはダメなんです。簡単でざっくりしていないと。家計簿は。

月次の収支管理だけに絞る

 おすすめの方法はスプシ(Google スプレッドシート )を使って月次の収支管理だけをするという方法です。下の画像は実際にわたしが記録している内容で数字だけ変えた「イメージ」ですが、細かいことはいったん忘れて、ざっくりと今月の収支がどうだったかを合計で把握することにしています。

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 手順は以下。ごく簡単なもの。簡単にすることが重要で、1回の作業が5分くらいで終わるようでないと、嫌になって続けられないんですよね。

  通帳を見ながら
  ・今月の「収入」を記入する。
  ・今月の最終日の「期末残高」を記入する。
  ・数式で「支出」と「月次収支」が計算される。
   ・支出=収入ー期末残高
   ・月次収支=今月の月末残高ー前月の期末残高
  ・増えたか減ったかをざっくり把握する。

 このやり方で、めんどくさがりで飽き性なわたしでも、かれこれ10年近く続けられているから、きっと誰でも大丈夫です。このやり方の良いところは、忘れても後からつけ直すことができるということ。通帳を見れば良いだけですからね。まとめつけも可能です。通帳を見れば良いだけですから。

 それでいて、増えたか減ったかがざっくり把握できるので、今月は随分と支出が多かったなという気づきを得られます。そうすると、食費か?交際費か?と、お金を使った原因を考えるようになる。まずはそれで十分。気づきさえあれば、今月は飲み会を自粛しようと考えていきますからね。意識するようになると、自然と行動も変わるから不思議なものです。

 そもそも家計簿をつける目的は・・・。なんて説教臭いことを書くつもりはありませんが、記録をして振り返って次の行動につなげられれば、家計簿の役割としては十分。わたしはこれで足りています。

重要なことはとにもかくにも”簡単”であること

 家計簿アプリや、マネーフォワードといったアグリゲーションサービスも試してみたことはありますが、わたしは続かなかったですね。細かすぎてすぐに嫌になっちゃう。詳しいということよりも、簡単であることが一番大事。うまく使いこなせる人はそっちを使うべきです。自分が続けていけそうな方法であれば何でも良いんです。

 家計簿が必要だと思っていろいろ試したがどうにも続かない!そういう人はぜひこのやり方をお試しください。

今日はここまで。


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