舟を編む
読書感想文
言葉にする練習しています
#三浦しをん 作
言葉のセンスを買われ辞書編纂部に引き抜かれた主人公の馬締光也が、個性豊かな同志と、新しい辞書の完成に向けて辿る長い長い旅のお話し。
言葉を大切にしていて深く深く考える主人公馬締さん
好きなこと(仕事)に熱中するマジメさん
私は最近やりたいことを見つけて、それには『言葉』が大切だと感じていたので
いいタイミングでこの本を読めたことに感謝です。
私はこれまで自分の気持や考えを誰かに伝えたいとか、分かってもらえるまで粘り強く説明する努力とか
そういうことをしてきませんでした。
説明したって理解してくれる人ばかりじゃないし、
自分の気持を話そうとすると緊張してことばも震えるしなぜだか涙も出てきてしまう…
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だから、わかってくれる人だけわかってくれればいい
そんな人でした。
そしてその上自信がなかった。
でも今思うことは、
自信をつけたい
自信が欲しい
自己肯定感を高めたい
なら
『言葉』にして自分の気持ち・思いを伝えた方がいいんだなぁということです。
口に出してたり、文にしてみたりして
間違っててもいい
全員が同意してくれなくてもいいから。
伝えるために、誰かとコミュニケーションを取るために
世の中にはその複雑な思いや感情を表現する素敵な言葉が溢れていて、
難しいけれど、
伝わったとき、自分に自信が持てて自己肯定感も上がっていくのかなと思いました。
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諦めずに伝える努力
それが私の自己肯定感の高め方かな