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■50歳でもSNSが苦手でもできる起業した方法

こんにちは!
大峽(おおば)みな子です。

都内でカウンセリングサロンと法人を経営しています。


わたしがはじめて起業したのは50歳の時。


皆さんの中には、「50歳で起業?」「よくできたね」「遅すぎない?」と感じる方もいるかもしれませんね。


でも当時のわたしは、とにかく、長年わたしの元に通って来て下さったお客様に、一切会えなくなってしまったのが、

寂しくて寂しくて、仕方ありませんでした。

この先どうなるかは分からない…

でも、どこへ行っても、「また人の役に立ちたいんです!」「自分が役立てる仕事がしたいんです!」と無我夢中で、必死で、できる事を探していました。


この記事では、
コロナで10年続いたネイルサロンを閉鎖し、新たに個人事業を試みるも、うつになって体調を崩し、
何度も生きる事を諦めそうになりながら、それでも自分らしく生きることを模索し続けた結果、
公的支援を使って法人で起業する事に辿り着いた、その方法について書いていきます。


今までのプロフィールを簡単にご紹介しますね!

・40歳でネイリスト資格取得→おうちサロン開業
 地元のお客様の口コミ・固定客のみで毎月満席状態に
・コロナでサロン閉鎖→はじめて区の中小企業相談窓口
・衝撃の事実発覚でめちゃくちゃ怒られる→創業指導を受ける
・50歳で健康管理一級指導士資格取得→東洋医学・韓医学に基づいたカウンセリングサロン開業
・その前にまずは自分の健康管理、と婦人科系手術→うつ発症
・2年間暗黒の時期を過ごす
・53歳でさらに東京都の創業指導創業支援を受け法人を設立

この、太字にした区の相談窓口や、都の創業指導・創業支援がいわゆる、「公的支援」と言われているものです。

もちろん、全国の市区町村に同等の施設がありますよ!
試しにお住いの町名を入れ、「○○町 創業」と検索してみて下さい。

スポンサーではない、公的支援の情報が掲載されたHPが見つかるはずです。
より具体的なメリット、デメリットなどについても、今後記事にして行きますね。


結果、いまわたしがどうなっているかと言うと、

・サロン閉業で孤独で先の見えなかった無開業のフリーランス→会社代表へ
・SNSできない・大量行動できない・自信もやる気も失った個人事業主→7桁の創業支援を受けお金の余裕とゆとりの時間を手に入れる
・同時に複数のコミュニティに所属し、一緒にビジネスや自己成長に挑戦する素敵な仲間たちと共に時間を過ごす
・時間や場所にとらわれず、毎日好きな仕事を好きな場所で行う
・いつもニコニコ幸せそうと言われる
・はじめての「自分ビジネス」で14万円を売り上げる

ちなみに、売上ができたのは、2024年3月で、ネット上でビジネスを初めてから3ケ月目の事でした。

今でこそ、こんな風に幸せを感じていられるようになったわたしですが、
2年間の暗黒時代は、まさに人生のどん底で…
創業のアドバイスを受け、懸命に勉強をして、資格を取ったものの、身も心もぼろぼろで、こんな姿じゃお客様の前に立てない…
もうこの先わたしには何もできない、する自信もない…もう自分の人生ここでおしまいだ…と生きる気力を失い、途方に暮れ、落ち込んでいました。

その頃我が家には、6年間引きこもり状態のひとり息子がいて、この子をこんな風にしてしまったのも自分だ、と…
心から、自分を責めてばかりいました。

中学の同級生だった夫は、18歳から53歳の今まで、わたしを支え、家族を支え、どんな辛い時でも愚痴もこぼさず、ずっと家庭を守り抜いて来てくれた大切なパートナーです。

そんな彼に対しても、本当に申し訳なくて、何もできない自分が情けなくて、
相変わらず自分を責め、
どうにもならない罪悪感を抱えていました。


…こんな自分は自分らしくないし、好きじゃない。

誰の為にもなっていない、役に立たない自分が嫌で嫌でたまらない。

何とかして変わりたい。
この現実を変えたい。
元気になりたい。
もっともっと、素敵な自分になって、絶対に今度は自分がお金を稼いでいつか夫を養うんだ!!…と必死でした。

夫には夢があります。
その夢を叶えたい、と言う密かな、わたしにとっても夢であり、野望がありました。


そして何より、まだ、諦めたくない!!


もう自分は50歳。
…でもまだ50歳。

人生100年時代で言ったらやっと半分まで来たところだ、…
でももしここで諦めたら、この先の人生終わり。
自分の好きなことや、得意なことで生きる人生を諦めることになる…と考えていました。

もしいま過去のわたしと同じ様に、人生に行き詰っていたり、お金のせいで起業を諦めたりかけていたり、不安に感じている方がいたら、…
諦めずに、まだできる事があるよ、と伝えたくて、この記事を書きました。

これからの人生、少しでも自分らしく、自分の思うように生きてみたい、
自分の「やりたい事」を叶えるため、
時間やお金にゆとりを感じながら、一緒に頑張れる仲間を見つけて起業したい、目指したいと言うかたに、
わたしがこれまでにやって来たことを、できるだけ分かりやすく、順番に書いてみました。

前半は自分の話が多いです。
具体的な方法は、ステップに沿って見てみてくださいね。


衝撃の事実発覚


わたしは2010年、40歳でネイルの資格を取り、自宅の一室からサロン業を開始しました。
ちょうど33歳で産んだ長男が、小学校に入学したタイミングで、近所のママ友を中心に、その時すでに何人も、固定のお客さまがいらっしゃいました。

当時から、「あーあの派手な爪の人ねーー」として、わたしは近所で知られた存在でした。
時には10センチにもなる爪にデコレーションをして、それを自分でセルフでやっていると知ると、みな小さな子供たちを連れて、家にネイルをしに来てくれました。

得意な料理でおもてなしをしたり、栄養たっぷりの離乳食を一緒に作ったり、食べながらお互いに悩みを言い合ったり、聞き合ったりしながら子育ての合間に過ごす時間が、何にも代えがたい、とても貴重で、大切な時間でした。

好きなことや、得意なことで、わたしを頼って来てくれるお客様と過ごすその時間が、いま思い出すだけでも、これまで他では感じたことのない、
とても充実した、幸せな瞬間でした。

有難いことに口コミだけでお客様は絶えず、空いた時間に公文のパートや、経理の事務をしながら、ネイルやハンドマッサージの施術を続けていました。


ところが2019年、コロナが日本で発症します。
当然サロンは一旦閉鎖となり、保健所で感染症対策の指導を受けるも、
家族も在宅勤務になったことから、今までのように部屋の一角を施術の場所として確保することも、難しくなりました。

この先一体どうなるんだろう…
もうサロンは継続できないんじゃないか、仕事ができなくなるんじゃないか…と不安を感じるなか、
中小企業向けの経営相談ができるのを知り、当時のわたしのような、フリーランスでも良いとのことで、オンラインでお願いする事にしました。

開口一番、
「開業届出してるよね?」

と聞かれました、

「…ぇ?ぃぇ、出していません……」


そう、当時のわたしは、開業届を出さず仕事をしていたのです。

開業届を出す必要があるのは、確定申告が必要な、個人で大きな利益を出す仕事をしている人だけだと信じて疑っていませんでした。

「開業届出してなきゃそれ仕事と言えないんだよ!」

と強い口調で言われました。

「それ草野球してるのと一緒だよ!」とも…。


決して、草野球自体を悪く言っている訳ではありません。


ただ、「開業届」も出さずに仕事をしているのは、趣味のようなもの。

ただ自分の楽しみにのためだけにやっていると思われても仕方ない、と言う意味です。

・「開業届」は売り上げや税金に関係なく出す義務があること
・「開業届」を出すことで信頼性も上がり多くのメリットがあること

を、全く知らず、意識せずにいました。

それと同時に、何より、知らないと損をする。とこの時、実感することとなります。


わたしは開業届を出していなかったせいで、本当だったら頂けるはずの、助成金や補助金も、全て申請する事ができなかったのです。


50歳で起業は遅い?


急いで開業届を出さねばと、次に、教えてもらった区の創業支援の窓口に出向きました。

・ネイルサロンを続けられないこと
・現金のやり取りのみで簡単な帳簿しかつけていなかったこと

などを恐る恐る、包み隠さず伝えると、
仕入していたカードの履歴を取っておくよう指導されました。
結果的にそれと予約表やメニュー表、使っていた名刺などが、
自分が10年、事業をしていた事の証明となりました。


次にどう事業を継続していくかのヒアリングがあり、

・オンラインで自宅で料理教室がしたい

と伝えました。

「やる前にとにかくリサーチ」と教えられたので、調べたところ、わたしの住む地域では、実はがんの羅患率が高く、健康促進に特に力を入れている事が分かりました。
地元の飲食店では、独自の「健康メニュー」を作って出していたので、
次にやるならこれしかないと思い、

・世間的に健康に対する意識が高まっていたこと
・わたしのお客様方も年齢を重ねて来ていたこと
・普段から栄養を意識した食事を作っていたこと

などの理由から、2021年、健康管理の資格を取り、
50歳で総合カウンセリングサロンとして地元のお客様向けに、個人事業を始めました。


50歳で起業するのは、決して遅くはありません。

ですがそれを正解にするためには、越えなくてはいけない、いくつかのハードルがある事も、同時に知ることとなるのです。


SNSなしでは事業は成功しない?


当然ながらもちろん、どこへ相談をしに行っても、新しく事業を立ち上げ、販路を開拓する上で、ソーシャルメディアは必須と言われていました。
それはそうですよね、
パンデミックが起きて、オンラインで仕事をしようとしているのですから…

ですが、わたしはこれまで同様、何とかSNSを使わなくてもできる認知活動はないか、事業活動できないかと模索していました。
なぜかと言うと、そこでは「勝てない」と思っていたから…。


この場合、「勝てない」と言うのは「選ばれない」と言う意味です。


人の目を引くようなビジュアルでもない、そもそも顔出しなんてできない、キラキラした美しい写真を撮る習慣もない、単純にSNSを通して、全く知らない人に会うのは怖い、
なのでそこで事業をするのは自分にはできないと考えていました。

当時、どのSNSを見ても、誰の、何を信用すれば良いのか分かりませんでした。

ネット上で知り合う人などは、本当は何を考えているか分からない、誰も信用できない…とまで偏見を持ち、敬遠するようになっていました。

自分がそう言う状態では、自分が選ばれる側になんて、なれる訳がないですよね、
逆にSNS上で自分が選ばれるようになるなんて、途方もない、遥か遠い道のりだと考えていました。


じゃぁどうしたらSNSをしなくても、選ばれる人になれる?
・SNSがない時代は、どうやって集客し事業を成功させて来たの?


その答えを求めて、わたしは区や都の創業支援施設に足を運び、何度も話を聞きに行きました。

その中で学んだ多くの知識が、今の自分の支えとなっています。


公的支援を使って事業を始めるための7つのステップ


答えを先に言うと、
SNSなしでも、事業を始め、自分の目指す成功を収めることは可能です。

その場合最低限必要になるのが、次の7つのステップです。

1「前提条件をととのえる」

女性にとってビジネスをすると言うことは、どうしても「家事や育児との両立」が前提となってきますよね。
普段、家事や育児だけでも大変なのに、その上に起業なんて…
とどうしても、尻込みしてしまいませんか?
それを少しでも解消する為には、

①自分の知識や経験がある分野で起業する
②家族の理解と協力を得る
③成功例を学び真似をする(自己流で行わない)
④自己資金を用意する

この4つを、前提条件として、整理し取り組んで行くことが大切です。

もちろん環境は一人ひとり違いますし、全部を、完璧にやらなくても良いのです。
ですがこのような事を頭の片隅に置いて、やりながら少しづつ整えて行く事で、
事業を成功させるためのへのハードルを一つでも減らしたり、楽に飛び越えたりすることができるようになります。


また、事業を始めるためには、必ず「自己資金(資本)」が必要となります。
わたしは当時の担当の方に、「絶対に自分や家庭の貯金を切り崩して、事業を続けてはいけませんよ」と、口がすっぱくなるほど何度も繰り返し注意を受けて来ました。

何故なら、そのためのお金はいわゆる「生活費」=「自分が生活をするためのお金」だからです。

「事業」は「事業用」に用意したお金で始めるのが鉄則です。

「生活費」を使って事業をすると、もしそれが底を着いた場合、その後事業はおろか、自分の社会生活まで立ち行かなくなり、継続して行けなくなってしまう恐れがあるのです。

ですが現実には、そう言う方が想像以上に多く、生活に困って、他で借金を重ねたり、カードの支払いに困窮したりする方が、後を絶ちません。

・事業のためのお金をカードで分割払いやリボ払いにしている(利息が大きくかかる借り入れをしている)
・家族や友人に事業をするためのお金を借りている
・貯金(現金)がどんどん減っている

このような方は特に注意が必要です、早めに資金調達の見直しを検討してくださいね。


事業は先出しが基本です。

ですが、何の保証もないまま、事業のために自分の資金を使うことには、たくさんのリスクを伴います。
なので、その点を最も重視し、破産や倒産を免れるための施策を、まずは学ぶ必要があります。

2「何をするかを決める」

自分がやりたい事、利益が出そうな事、自分が得意な事、
それを必要な人に向けて、その悩みを解決するための商品作りをする。

これは事業をおこなって行くにあたっての、基本的な考えとなりますが、最も大切なのはそこではありません。

どうしたら、「長く事業を継続して行けるか」、「そのためには何が必要か」「一体何が課題となるのか」をとことん深堀りする事が、開業をする上での、まずは目指すべき、一旦のゴールとなります。

3「営業方針を固める」

自分が何をするのかを決めたら、実際にどんな計画で営業活動を行うかを考えます。
<誰に><何を><どこで><どこから仕入れて><どんな風に売るか>を固めて行くと言うことになります。

4「資金計画を立てる」

資金には、大きく分けて次の二つの種類があります。
①「設備資金」:事務所などの取得費用。PC関連、また販売ソフトなど無形でも資産になる物の購入費用。
②「運転資金」:商品や材料の仕入れ費用。広告宣伝費用。サブスク費用。諸経費など。
「何にいくら必要か」「その事業のために自分はいくらまで出せるのか」「いくら借り入れが必要か」「どこで借りるか」「借り入れを返せるだけの収入は可能か」その見通しを立てることが非常に大切です。

5「事業計画を立てる」

これまでの1~4までの項目を、一枚の「企画書」としてまとめます。
これを「事業計画書」と言って、融資を受ける時や補助金申請などの、資金調達をする時に必要となります。

6「資金調達をする」

資金調達には次の9つの方法があります。
①自己資金(個人の貯蓄など・利息なし・事業が失敗した場合個人の資産を失う)
②親族・友人からの借入(利息ありが望ましい・事業が失敗した場合人間関係の悪化に繋がる可能性がある)
③日本政策金融公庫からの借入(公的機関・利息が低い・審査がある・最長10年まで返済が可能・創業時が有利)
④自治体(都道府県や市区町村)の制度融資(利子高い・審査がある・条件に合わせて柔軟に対応してくれる)
⑥エンジェル投資家(個人や法人からの資金調達・迅速な調達が可能・条件の交渉を行う高いスキルが必要)
⑦ベンチャーキャピタル(ファンドや投資会社からの融資・明確な経営目標やビジョンが必要)
⑧クラウドファンディング(オンラインで少額から多くの人々に資金を募ることができる・利便性がある・確実性はない)
⑨補助金・助成金(公的機関からの資金提供・審査が厳しい・手続きに手間と時間がかかる)

いま、個人で事業をしようとする方が増えています。
自己資金は低く抑え、しっかり必要な資金調達をし、個人の資産を守りながら事業を始めるのが主流となっています。

何より、①の「自己資金」がなければ、他の資金調達をすることが、どんどんと難しくなって行きます。

一日でも早く、「自己資金」である現金を1円でも減らさないうちに、事業資金の準備を始めて下さいね。

7「開業届を出す」

事業資金を調達したら、次に個人で事業を行うための開業届や、会社設立のための手続きを行います。(※順序はその人によります)
いまはアプリで比較的簡単に、一通り自分で書類を作成したり、管理したりすることができます。


SNSの疲弊しない使い道とは


2021年に個人事業の開業届を出してはいたものの、その後2年間、直前に受けた卵巣の手術の影響で、重い更年期障害を発症してしまい、ほとんど思い描いていたような活動ができなくなってしまいました。

2015年に脳梗塞を経験して、薬も飲んでいたため、ホルモン治療ができず…。

家族に対する深い悩みも相まって、とても暗い、今思い出しても辛い、毎日を過ごすことになります。


ようやく調子を取り戻しはじめた2023年。
現状を打破するためには、新しいことに挑戦するしかないと考えました。

この時も、たくさんの創業支援機関にお世話になりました。

どこに行っても、今のわたしに足りないのは販路開拓にとにかく営業力、
もう…これは、いよいよSNSをやるしかないか…と思いました。


とは言え、がつがつと前にでるような営業活動は恐らくできません。


わたしはひとつコミュニティに所属し、そこのルールに従って、認知活動や営業活動を行って行くことを決めました。

ルールがあれば自分でもできるのではないかと、単純に考えたのです。


そこでは毎日決まったことを皆で一斉に投稿し、毎日コメントを付け合い、返信し合います。



…結果的にわたしは半年で、根を上げてしまいました。



その頃には、自分が自分ではなくなる感覚がしていました。
どうしてか自分らしい文章が書けなくなって、ぁ、これはまずい、と思い、一旦お休みします、と言ってそのコミュニティから少し距離を置くことにしました。


この時も、人が努力してやっている事が自分にはできない、…とものすごく落ち込み、自分が情けなくなりました。


それでもまだ、諦める訳にはいきません。


わたしはすぐ、会社を起ち上げ、その為に資金調達し、同時にいくつかのコミュニティに参加することにしました。

会社にしたのは、社会的な信用を得るため。

まず開業したのは、10年もネイルの仕事をしていたのに、「開業」しなかった為に、信用を築けなかった、その失敗から学んだためです。

同時に多くのコミュニティに参加したのは、創業時のスタートダッシュが大事だと、これも何度も指導され、知っていたからです。


これまで行って来たこと、これから将来、行って行くことを目に見える形にし、プランや戦略を練り、充分な資金を得て事業を行って行くためには、どうしても会社にする必要がありました。

コミュニティを通してネット上で信頼を得るためには、それなりの時間もお金もかかると思ったのです。

SNSは発信やコミュニケーションを行う場ですが、既にある組織=コミュニティに同時に参加することで、能力の上がるスピードも早く、輪と輪が重なり、時に自分を中心にその輪が拡がったりと、いくつもの相乗効果があります。


ですがこのように会社を起ち上げたのも、
資金を調達したのも、SNSを使って人と繋がり、認知活動を行うのも、全てそれぞれがひとつの手段であって、それ自体が目的なわけではありません。

会社を大きくしたり、使えるお金を増やしたり、フォロワーさんを増やすことが目的ではありません。



全ては、「愛を持って幸せだと感じられる人を増やすこと」



にあります。
原点は、小さな部屋の一角で始まった、わたしのことを信頼し家にまで来て集まってくれたコミュニティです。

好きを持ちより、お互いの子供の成長を喜び合い、悩みや幸せを分け合った、あの瞬間、あの空間にあります。

そして今、わたしにとっての、その幸せになって欲しい人たちは、少しだけ大きな輪になって、家族や親せき、友人、仲間…今までわたしに出会ってくれた、一人ひとりの方、全ての人が含まれています。


あんなに怖いと思っていたSNSの世界は、いざ飛び込んでみると、その出会いを通じて、わたしは、「幸せにしたい人」をたくさん増やす事ができました。

どこへ行っても、みな、発信で苦しんでいるわたしに対して、理解を示し、助けの手を差し伸べてくれたり、自分のペースで進めば良い、自分らしくやれば良いんだよと声を掛けてくれます。

なのでわたしも、自分のペースで、時にエンジンをふかし、休憩したりしながら、でこぼこの道を歩んでいます。

ですが、蓋を開ければ、
みな、同じでした。
皆、決して平たんな道を進んでいる訳ではありませんでした。

キラキラして見える人も、影で努力し、悩んだり苦しんだりしながら、自分の夢を叶えたいと、頑張っている人たちばかりでした。

皆、自分にできる事で、幸せな人を増やして行きたい、と懸命に考えている人たちばかりです。

SNSはそんな風に縁あって出会った人たちと、これからも幸せを追求していく、そのための大切なツールのひとつだと、今は考えています。


結論として、SNSの疲弊しない使い道としては、
①コミュニティに参加すること(できれば複数に加わり認知を拡げやすくする)
②自分のペースで行うこと
③目的を明確にすること

これらを意識することで今、あんなに自分には無理だと思っていたSNSを、多くの人の力を借りて、行うことができています。


知っておいてほしいこと


①大切なのは自分らしさ
例えば、起業すると言っても、初めから月商100万円、年商1000万円などを目指す必要はないと言われています。

これは開業マニュアルに載っている小規模事業の成長モデルです。
スタートアップの場合、利益は右肩上がりに順調に伸びて行く訳ではなく、認知が拡がった、融資を受けたなどある一定のポイントを過ぎると、そのあとぐんと急成長すると言われています。



大事なのは何度も言いますが、「諦めないこと」



その為にも、しっかりと下準備をし、売上を上げることだけが目的ではなく、
「家族と一緒に自由な時間を過ごしたい」
「大好きな仲間と好きな事で社会に貢献したい」
そんな、自分らしい言葉で、自由に、自分らしい未来を描いて行って欲しいと思っています。

②人にお願いする力を磨こう
一人で起業した場合、あまりにやる事が多くて、自分には無理…と途中で諦めたり、投げ出してしまう方も多いです。
ですが、起業しようとする場合、もちろん妻や母親としても、これからは周りにうまく頼り、周りにいる人の力を使って、物事を乗り越えて行く力がとても大切になります。
わたしはネット上で参加するコミュニティを選ぶとき、「いかに自分に足りない技術を補えるか」
その目線で選びました。
そこにはその道のプロや、プロの卵の方がいっぱいいます。
「お互いに補い合えること」「人に頼ること」「自分も頼られる力を付けること」を少しずつでも良いので上手になって、皆で一緒に成長していくことができれば良いと考えています。


③一度きりの人生を楽しもう

起業をする自分、起業を目指す自分に誇りを持って欲しいと思っています。
自分にしかできない、素晴らしい知恵と知識と経験を、心から味わって、楽しんでください。
途中、辛いこともあるかもしれません。
でも、それさえ自分の経験値として、それを乗り越えた先にある、たった一度きりの自分の目に見える景色は、他の誰にも経験できない、一瞬一瞬が何にも代えがたい宝ものです。


最高の人生を

わたし達女性は、普段たくさんの「やるべきこと」に囲まれていますよね。
家事や育児は女性がやるべき、女性として、妻として、母として、世間の目や、親世代や周りからの、「こうあるべき」と言う固定概念に縛られています。

ですが、起業し、あるいは目指し、働く事だけは、自分にしか描けない物語ができたらどうでしょうか?

自分で事業を起こすと、理想の働き方を実現することができます。
それは、思った以上に簡単に、自分の可能性を自分で引き出すことができるのです。
世間一般の女性の生き方を求められることもなく、誰と比べられる人生でもなく、「あるべきこと」の呪縛から、自分を解き放つことができるのです。

50歳からでも。
SNSが苦手でもできます。

そしてその背中を、次の世代に見せて行きましょう。

皆で共に、お互いの事業の成功に協力し、自分だけの「オンリーワンビジネス」を目指して行きましょう。
自分が生み出した事業やサービスで人を幸せにすることで、あなたの人生はもっともっと、美しくこの世にたったひとつの宝石のように、輝かせることができます。

一緒に最高の人生を目指し、頑張って参りましょう。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
長くなりましたが、
起業や、ステップアップを目指す方へ、何か少しでも役に立てる情報があれば幸いです。

2024年6月オンリーワンビジネスを目指す仲間たちと


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