《エッセイ》演奏
私は学生の頃
吹奏楽に青春を捧げた。
子どもも吹奏楽にハマり
音楽を楽しんでいる。
今後も本格的に音楽を学ぶ。
私の学生の頃は楽譜をもらっても
どんな曲なのか知ることはできず
(YouTubeやCDもない)
合奏して初めて
こんな曲なんだぁと実感していた。
今はどんな曲もすぐに調べたり
聴くことができて良い。
でも、生演奏に勝るものはないと思う。
息づかいを感じる
音が飛んでくる
響いて身体にしみる
私は上手い学校や上手い人の演奏を
聴きたくてたまらなかった。
自分が上手くなりたいから
参考にしたいというのもある。
安心して聴くことができる
リラックスできる
というのもある。
だから子どもも
きっと上手い演奏を聴きたいだろう
と思うが
どうも
そうではないらしい。
子どもは後輩に
「教えてほしい」
と言われれば
喜んで指導に行く。
後輩や違う学校。
お金と時間をかけて。
ホントに人が良すぎる。
私は上手い演奏を聴きたい。
子どもは上手い演奏を聴きたがらない。
子どもは
誰かに演奏を聴きに来てほしいと言われれば
ほぼ100%聴きに行く。
私も誘われて行くこともあるが
申し訳ないが
上手くないと
あまり真面目に聴けない(ごめんなさい)。
子どもは一生懸命聴く。
いい子に育ったと思う。
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