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楊国福麻辣烫。中国の国民食マーラータン大手は東京にも進出してるとか
フォロワーのみなさま、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
一発目のグルメコーナー、とってもB級で中国の庶民的かつみんなに愛されている料理とお店です。
麻辣烫(マーラータン)という、もともと四川発祥の簡易火鍋に近い料理ですが、ここ数年東北で改良され、中国全土でチェーン店経営が広がりました。
今日はその代表的な店「楊国福麻辣烫」(Yángguófú málà tàng)を中心に紹介します。
こんなB級グルメは誰も口コミを書いてないだろうと思いながらdianpingを調べたら、すごい数の投稿がありました笑
↑4点を超えている...正直意外でした。
マーラータンとは簡単な火鍋に近いものなので、食材をぶっ込んで辛い鍋にします。店に入ってから容器とトングを取って、置いてある食材から食べたいものを選んでじゃんじゃん容器に入れるルール。野菜もお肉も同じ値段で、食材を選び終わったら会計のところに持っていて重さで支払えばOKです。
店の場所によって家賃がだいぶ異なりますので値段も変わってきます。北京の場合、だいたい500gで27元±2元の感じです(500円くらい)。控えめにとっても、400gは簡単に超えます。ちょっと品数を増やせば600gくらいいきます。
↑食材はかなり品揃えが良い。日本では馴染みがないものも多いので、最初は安全に見たことある食材でいくのが無難。次回以降で色々挑戦して、二、三回食べれば自分の好みがわかるようになるでしょう。
↑見た目はあまり期待できませんが、味は癖になります。本場四川のスープと違って、東北発祥のやつは豚骨スープなので、好みでにんにくや黒酢を入れれば飲み干したくなるほど美味しいです(でも塩分やばいですからいつも飲み干しを我慢してます。)
↑食べたいものに迷った場合、セットもあってお得です。そしてもちろん、店で食べるよりもデリバリーがとても人気なお店です。先日もお店で食べてたんですが、黄色いユニフォームを着てる「美団」のお兄さんと青いユニフォームを着てる「ウーラマ」のお兄さんがずっと出入りしてました。(どちらもデリバリーサービスの大手)
寒すぎるので麻辣烫にきました
— りん🐼北京 (@bijingbball) December 29, 2020
激辛にします pic.twitter.com/5Gk41IbXku
先週北京で超寒い日に、僕も食べに行きました。資料によると、2019年末までにすでに中国全土に5000店以上を開店しています。
↑最大手一位の「楊国福」と二位の「張亮」の店舗数がケンタッキーの次に。スタバやマックよりも店舗数が多いです。この2社ともに黒竜江省のハルビンから全国展開していて、店名もオーナーの名前となっっています。そして面白いことにライバル店でありながら、創立者二人の奥さんがいとこ関係だそうです。
ちなみにこの2社とも、注文のやり方も置いてる食材もほとんど変わりません。強いていうと、楊国福の方のスープが若干山椒が効いてて濃いです。張亮の方のスープがもっと飲みやすいです(身体に良いことは全くないと思いますが)。
↑そして2社とも海外進出しています。特に楊国福のほうは東京にも出店しているそうです。池袋かな?東京のみなさんもチャンスがあればぜひ食べて見てください。
(参考資料)