一坐一忘。アメリカ財務長官イエレンさんが突然訪れキノコを大量注文した北京の雲南料理レストラン
ちょっと前に米財務長官のイエレン氏が中国に訪問しました。政治的なやりとりはもちろんですが、中国のネット民はそれと同じくらいアメリカから偉い人が中国に来て何を食べたかについて興味津々でした。
ということで今日のグルメは、食事にけっこうこだわりがあると言われるイエレン氏が北京到着しての最初の食事で訪れたお店「一坐一忘」(Yī zuò yī wàng)を紹介します。
北京では3店舗を展開している雲南料理のお店です。イエレン氏が利用したのは大使館からアクセスしやすい三里屯。dianpingの評価システムでは5点満点中の4.5点で、味、環境、サービスそれぞれが4.1点、4.4点、4.1点となります。一人当たりの平均消費額が149元で約3000円。おそらくイエレン訪問効果で、今はエリアの人気ランキング5位に上昇しています。
↑入り口はこんな感じです。大使館エリアでちょっとオシャレの感じもあります。
↑個室はこんな感じです。
丸いテーブルではないスタイルもあります。
ホールはこんな感じです。SNS情報だと、イエレン氏は要人なのに普通にホールで食べていたということです。
↑テラス席もなかなかいい雰囲気です。
お店の方は事前に全く知らされずにこんな偉い人が食べに来ることにびっくりしたようです。しっかりWeiboで拡散してネット民に十分売り込みましたw
↑(アメリカの)恵比寿さんが利用したメニューを特別セットとして出してるって。中国では松茸よりも有名な美味しいキノコの见手青(アカジコウ)を4皿も頼んだからおすすめだよという。
このお店のdianpingユーザーのおすすめランキングはこんな感じです。
1位はコウボウソウのシーバス焼き、2位は雲南の漬物と肉の炒め、3位はミントの牛肉巻き、4位のパイナップルチャーハンは北京ランキングの3位にも選ばれてます。5位は雲南風のフォンです。
6位は高菜漬けの米麺、7位はジャスミンと卵の炒め、8位は自家製米酒、9位は松茸の蒸し鶏スープ、10位は銅鍋のじゃがいもと鶏の煮込み。
イエレン氏一行が4皿も頼んだキノコ炒めは、季節性が強すぎるからランクインしてませんでした。ただ、中国人曰く「6月〜10月の間では松茸より全然美味しいからぜひトライしてくれ」とのこと。日本から来た皆さんもぜひイエレンさんばりに见手青を食べてみてください(ボクも行ってみます)
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