【プロジェクトマネージャー】インタビュー
こんにちは。今日はPM(プロジェクトマネージャー)のトゥイさんにインタビューした様子をお届けします。
最初に事前アンケートからどうぞ。
・出身地: Hanam, Hanoiの南の方です
・趣味:スポーツ(特にサッカー)、バイクツーリング、本を読む(フィクション小説)
・好きな日本語:平静、緊急の時でも落ち着いて生きたい。
・休日にすること:スポーツ(ジョギング、健康のため、ダイエットも兼ねて)、本を読む
小説はどんなものを読みますか?また小説から仕事に生かされていることってありますか?
ーマーベルみたいなものや、中国の小説を読みます。
リーダーのあるべき姿や人生論など仕事に生かされていることも結構あります。
小説が意外なところで役に立ったりすることってありますもんね。
会社に入った経緯を教えていただけますか?
ー大学卒業後スタートアップの日本の電子書籍を作る会社で1.5年間働きました。その後日本の会社で2年間で働き、Beetsoftの創設に関わりました。リンさんたちとはもともと友達で、みんなで会社を作ることになりました。
仕事する上で気をつけていることって何かありますか?
ースケジュールとお客さんとの打ち合わせを気をつけています。スケジュールではお客さんのやりたいことを詳しく分析、リソースを考えます。もしも遅れそうなときはすぐに対策を考えて、お客さんに相談することを心がけています。
打ち合わせで気をつけていることはお客さんが何をやりたいかを考え、お客さんの最終目標を考えるようにしています。言葉だけでなく、表現、普段からの考えも考慮して多角的に見ています。
やはりオフショアでのポイントはここなのか似たようなことをBrSEの方も言っていました。仕事のやりがい、面白いところはなんですか?
ーPMの仕事はお客さんと相談するときに、自分の考えをお客さんに提案できるところが面白いです。お客さんの目的を達成できて、なおかつ出来るだけ工数が少なくなるように考えるようにしています。そうやってお客さん役に立てた時が一番嬉しいです。
逆に仕事の大変なところはどんなところですか?
ー仕様書が良くないときや、技術がメンバーの実力より難しいときは大変ですね。また人が足りない時も大変ですが他のチームの人と助け合ったりしながら乗り切っています。
では失敗などから学んで気をつけていることは何かありますか?
ー 仕様書は一番大切です。開発するものとお客さんの希望が合わないといけません。ただ、例えばお客さんの作りたいものと開発したものが合わないことがあります。例えば部長と確認しても、後々課長とは欲しいものが違っていたりします。
簡単なものならつけることが多いですが、追加開発が必要な時はお客さんと営業部と相談して、本当にその機能が必要かなどを相談したりします。
確かにそのように方針が会社内で合わないことは日本ではよくありますね。ではどんな自分の長所を生かして仕事していますか?
ー我慢強いところとチームの人々をつなぐことが得意です。
残業などでも集中力を保てるように健康を保つためにもジョギングを習慣にしています。また、お客さんの希望を対応して成功した像を想像すると残業も頑張れます。
また、チームの人をつなぐためにAさんとBさんの意見が違うことを理解して、みんなの考えが1つになって同じ方向に向かっていけるように工夫できるのも私の長所です。みんな技術の人なので伝え方が良くない人がおおいけれども、わたしはその間に入って言い方を変えたりすることによって人と人をつなげます。
PMと言うと人をまとめるポジションですので人と人をつなぐことはとても大切ですね。他にいいリーダーになるためにしていることはありますか?
ビジョンが必要です。リーダーとして、将来を見ることが必要。将来的にはどんな技術が必要かなどのホットトレンドを見極めて、周りを巻き込見ます。また同時に、 成功を信じることも重要です。例えば、ミスが起こるとチーム内のやる気も下がります。ただ、そういう時にリーダーが成功を信じれないと周りも信じれないので、リーダーが成功を信じることによって、周りも成功を信じることができると思います。成功を信じることこそが成功への道だと思います。
では最後に今後の仕事の目標とかどうなりたいかとかはありますか?
ーハイテク農業プロジェクトを開発したいです。
出身が農村なので子供の頃から農業に親しみがあってまた、農薬などを使ったり災害などの被害を受けやすいというのを目の当たりにしてきました。そのため今私は、ハイテク農業プロジェクトに参加しています。農家や運用の会社も連携してやっています。
今回のインタビューも完全日本語で行われたのですが、終始ニコニコと時々わからない単語があっても、一生懸命に話してくれたトゥイさん。人と人とをつなぐのが得意と言っていただけあり、とても物腰の柔らかく、穏やかない雰囲気が印象的な方でした。