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ビアトレ
2024年7月24日 16:41
ホップは、アサ科の蔓性多年草(複数年に渡って生存する)で、ホップの雌株には毬花と呼ばれる花をつけますが、この毬花こそがビールの原料となります。つまり、毬花をつけないホップの雄株は、ビールの原料にはなりません。 ホップは、ビールづくりにおいて、苦味、フレーバー、アロマ、泡などに重要な影響を与え、さらに雑菌の繁殖を抑え、ビールの保存性を高める働きもあります。 ホップ毬花の花弁の根本には、「ルプリン」と
2024年7月24日 16:53
ホップは、以下の3タイプのものが購入可能です。それぞれ、利点・不利点がありますので、状況に合わせて使用します。主流はペレットタイプのホップで、保存や購入も比較的容易です。 どのタイプのホップでも、重要なのはその鮮度です。新鮮なホップは鮮やかな緑色をしていて、ハーブのような新鮮な香りがします。鮮度の落ちてしまったホップは、酸化が原因で、茶色に変色しているので一目で分かります。香りももちろん良くありま
2024年9月9日 15:05
イースト(酵母)は、単細胞性の真菌(きのこ、カビの仲間)で、生物です。生き物ですので、他の原料であるホップや大麦などの植物とは違うという認識をしっかり持つことが重要です。ビールにおけるイーストの役割は、大きく分けて、アルコールをつくる、二酸化炭素(炭酸ガス)をつくる、風味をつくる、の三つです。酵母には様々な種類が地球上には存在しますが、ビールに使用する酵母は、ビールイーストと呼ばれるビールづくりに