足枷、外せないまま八月の終わりに
2021.8.26(木曜日) at the end of August.
慌ただしい朝は誰のせい?
先日から朝ごはんは和食にしたからちょっと私は忙しい。
ニュースを見ながら朝ごはんを食べる。厄介なことが次々と起こっているようだ。厄介なニュースを見ながらでも食欲はある。パクパクとごはんを口に運ぶ。新聞記事にも出ていたが、日本政府は「楽観的シナリオ」しか頭にないらしい。厄介なことは見て見ぬふりをして「私たちは大丈夫」という夢を見続けている。ここまでくればもう病気だ。
梅干しが滲みる。また口内炎が悪化した。
それはそうと、夫が勤める会社でコロナ陽性者が2人出たらしくて昨夜からあちらこちらに連絡したり、報告したりで忙しそうだ。今朝もいつもより1時間早く出勤して行った。その陽性者2人は夫とは部署が違うらしくて接触はほぼないらしいのだが、大きく分けると夫の部下であることは間違いないらしくて放って置けない立場らしい。2人のうち1人は子育て中の母である。何かと問題になっている家庭内感染が心配されているようだ。
近からずも遠からず。
ひょいと手を伸ばせば、届きそうな災難だ。
*
午後から、手書きの作業に没頭する。今までネットの中に保存していおいた言葉や文章をノートに手書きで書き写している。いまさら手書き?と思われるかもしれないが、以前からネットの中の文字を見てもなんかピンとこないなと感じていて、試しにひとつだけ手書きにしてみたら、それがすごくよく見えた(あくまでも個人的な感想)やっぱり昭和人間は手書きだわと思って、お気に入りのブランドのノートをネットで注文して、今まま保存していた分をすべて書き直すつもり。どのくらいかかるだろう...少なくとも半年はかかるだろう。それまでに手が動かなくなる病気にならない限りやり遂げようと思う。今日はノートのページにして6ページまで書いた。
もう少ししたらペンダコができるに違いない。
手書き作業を熱心にやっている時に、猫が自分の寝床をいろいろ変えながらウロウロとしていた。気になってじっと見ていると、リビングに3箇所あるお気に入りの寝床のひとつで寝始めて、寝返りを繰り返し「なんか違うな」という顔つきで次の寝床に移る。そこでも同じように寝返りを繰り返して眠れずにまた次の寝床へ、というふうにまるで夜中に眠れない人間が寝返りを打ちながら悶々とした夜を過ごすという感じに似ていた。結局リビングを出てどこかに行ってしまったが、果たしてそこで安眠できただろうか。猫も人間と同じで「なんか眠れないな」と感じることがあるのだな。猫は、寝ることなんて逆立ちしててもできるぜって感じだと思っていたから、「へぇ〜、意外と繊細なのね」という気持ちで見ていた。
後で探したら、私のベッドの下で寝ていた。
ひとりになりたかったのかもしれない。
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