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月曜日の退屈と静かに向き合う
2021.4.12(月曜日) How boring!
ベランダに面した場所にあるダイニングテーブルで作業をしながら外を見やる。午前10時を過ぎると、急ぎ足で出勤するビジネスマンの姿はなくなり、フレックスタイム出勤かと思われるちょっとのんびりした様子で歩く人たちが目に入ってくる。車の流れもスムーズだ。月曜日というイメージがインプットされているのか、今日の午前10時は特に退屈だと感じる。その退屈さが平和を表しているようでもあると思い、しばらく外を見やって過ごす。
こんな時は意外に本など読む気にならない。退屈な時間というのは何でも好きなことができる時間ではなくて、退屈という行為を身に染みて感じる時間なのだと思う。
猫は二度寝に入った。
自動給水器のモーターの音が時々ぶぅ〜んと響く。
パンが切れてたなと思う。
外は太陽が燦々と輝いているのに、
まるで雨の日の午後4時のように退屈だ。
私はひとりっ子のせいか、ひとりっきりの退屈な時間には慣らされてきた。いつまで続くかわからないこの時間にどっぷり浸かってどっぷり怠けよう。
退屈ということはきっと幸せなことなのだ。声に出して「あぁ退屈」と言える人は幸せだ。それをみんな忘れている。
ふふっ...。
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