ネガティブ思考が世界を救う...かも
2021.4.24(土曜日) negative or positive
朝、5時に目が覚めた。外はもう明るいが、天気はあまり良くないようで、いつもの太陽の光はなく、カーテンの隙間からはライトグレーの空がチラッと見える。冬は部屋を暖めてからでないとベッドから出れないが、この季節になると躊躇せずささっと起きれるからいい。ささっと起きてお茶を淹れて書きかけの原稿をやっつける。隣の部屋で寝ている夫のいびきが微かに聞こえる。猫は毛布の上から私がさっきまで使っていた枕に寝床を移して二度寝した。三つの生き物が、それぞれのいい形でピッタリとはまった朝だった。
誰も起きてこないので、テレビニュースを見ながらひとりでトーストとコーヒーだけの簡単な朝食をとる。最近のニュースを見ていて思うのは、日本政府はなぜ事が起きてからでないと行動できないのだろうかということだ。人間の性格には大きくふたつに分かれるような気がする。「先々のことを考えていろいろ思い悩むタイプ」と、「何とかなるよというタイプ」どちらにも長所と短所があるが、日本の政府には「何とかなるよタイプ」が多いのかなと思う。次々とテレビ画面に出てくる関係者の顔を見ていると、あぁやっぱりなと思う。
イスラエルはワクチン接種もほぼ終わり、感染者数も減り、マスク着用義務も解除されたようだ。それでもイスラエルは念のために2022年分のワクチンを発注済みらしい。羨ましい限りだ。日本は先進国だったはずじゃないのか...それは昭和生まれの私の幻想だったのかなと、土曜の朝にしてちょっと刺々しいことを考えてしまった。
冷蔵庫を開けると昨日買ってきたスイカが入っている。
とりあえず世の中の不条理には目をつぶろう。
スイカを食べることを今日の楽しみにしよう。
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読んでいただきありがとうございます。
書くこと、読むこと、考えること...
これからも精進します。