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奮闘しても脱出できず 復活の詩はまだない
2023.2.17(金曜日) to recover
AIアシスタント(β)が使えるらしいのでちょいとお尋ねしてみる。
私はこれからどうすればいいか?
自分に自信を持つため、精神面、身体面共に良い習慣を身に付ける。
自分に正しい情報を集めて、安心と安全な生活を維持する。
プライベートのタイムをしっかり確保し、自分のやりたい場所に参加して自分らしく楽しむ。
許容できる範囲で戦うと思ったことを実行してみる。
安心できる友人と語り合いながら、少しくらい可能なことを目指してみる。
というお答え。
どれもこれも素敵な提案ばかり。でもできないから困る。
4.の『許容できる範囲で戦う』って誰と?何と?
戦うのか、この歳になって。負ける気しかしないが。
*
ショーウインドウに映る私の姿は太ったとか痩せたとか髪が変に伸びているとか外見的に何が変わったというふうでもなく、ありふれた中年女の姿を映し出しているが、私自身はスポンジの上に立っているような不安定さを感じていた。
毎日の病院通いが終わっていつものカフェ通いが復活した。
そのカフェの前でのこの不安定さだ。病院通いが終わってやれやれと思いきや、あらあらなのだ。
一応、パソコンを持ち込んでスキあらば仕事でもしようかと思っていたが、そのスキなるものが見当たらず文字を打つ気にはならない。ぼんやり…ひたすらぼんやりと外を眺めながらチャイミルクティを1時間かけて飲む。
私の前の席の窓に向かって座っている女子が、パソコンに向かってものすごい速さで英文を打っていた。
髪はピンクで両耳に所狭しとピアスが光っている。
頼もしい。羨ましい。そのバイタリティ。
*
帰りにスーパーに寄る。
晩ごはん(今夜はパスタ)の材料とお昼ごはんのお弁当を買う。
このスーパーは会員に限りお昼の12時から12時半までの間、お弁当類が
10%オフになる。そのことをすっかり忘れていて11時59分にレジに行って精算をし始めたら、レジ係の人がお弁当を手に取って「あと1分待ってくれればお弁当10%オフになりますよ。このままちょっと1分時間待ちましょう」と、教えて下さる。でも後ろを見るとレジ待ちで並んでいる人もいてたかが1分といえどもこれはダメだと思って「後ろに並んでいる人もいるからこのまま精算して下さい」と言うと、後ろに並んでた方が事情を察したらしくて「いいですよ、1分くらい」と言って下さる。
みんな、優しい。
そして12時きっかりになったら素早く精算してくださった。
レジ係の人と後ろに並んでいた人に「すいませんでした」と声をかけて買い物が終わった。
何というか、私の生活そのものだなぁと思った。
華々しい復活の詩でも…と思っていたがそれもままならず、
うすのろな生活だけが復活した。
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