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18・人生におけるプランと目標 人生を創る! 望みは紙に書き、とにかく行動してから修正していこう

パーソナリティガイドの横山です♪
あなたの個性を活かしてあなたの人生を創る!
そのお手伝いを少しだけでもできれば嬉しい限りです。
きょうは、「プランと目標」についてのお話しです。


プランと目標


あなたにはお気に入りのカフェはありますか?
スターバックスのようなチェーン店。
個人でやっている落ち着ける音楽と可愛い調度品の素敵な空間のお店。

これらはすべて共通のところから生まれています。
それは、「人の心」からです。
誰かがそれをつくろうと考えない限り、それが生み出されることはありません。
あなたの人生も同じです。あなたの人生を創るのはあなたしかいません。

○目標設定


目標は、あなたが自分の人生をコントロールすることを決定的にします。
そして、あなたの潜在能力を最大限に引き出し、人生において最大の成果を得るための、これからあなたが向かうところです。

目標を設定する人は、大きな業績をあげ、望むものを獲得していきます。
しかし、目標を持たない人は、ほとんど何も成し遂げることもなく、充実した人生とも無縁です。

目標設定の威力は明らかで、証明されている事実です。

以下は、米国のハーバード大学での調査結果です。

ハーバード大学の実験と調査
ハーバード大学で、ある教授が「学生たちに目標を持っているかどうか」を質問しました。

その結果は次の通りです。
・84%の学生は、目標を持っていない。
・13%の学生は、目標を持っているが、紙には書いていない。
・3%の学生は、目標を持っており、それを紙に書いている。

目標を持っている学生は、たったの16%。
そのうち、目標を紙に書いている学生となると、たったの3%だけという結果でした。
それから10年後、教授は、その元学生(卒業生)たちの現在について調査をしました。

すると、次のような驚くべき結果が得られたのです。
その卒業生たち全員の年収を聞き取り調査したところ、10年前の当時に目標を持っているが紙には書いていなかった13%の人の平均年収は、目標を持っていなかった84%の人たちの約2倍でした。

これだけでも目標を持つことの効果がわかります。

しかし、この調査の驚くべき結果はそれだけではありませんでした。
さらに驚くべきことには、目標を紙に書いていた3%の平均年収が、残り97%の人たちの10倍以上だったのです。

では、なぜ目標を紙に書くことで、このような驚くべき違いが生まれるのでしょうか?

日本一のマーケッターとして知られる神田昌典さんも、著書『非常識な成功法則』の中で、
「目標は紙に書くと実現する」と書いておられます。

また、『一冊の手帳で夢は必ずかなう』というベストセラー本で知られる熊谷正寿社長も、本の中で、
「自分の夢や、将来の目標、やりたいこと、人生の計画などすべて手帳に書き込むべきだ」と主張しています。
さらには、その「手帳を常に持ち歩く」ことの重要性を強調しています。


実際、成功者や大きな成果を出している中には、目標を紙に書き出し常に持ち歩いていたり、毎日、目にする場所に貼っているという方が多いようです。

まず、紙に書くことで目標が具体化しやすくなります。

紙に書くためには言語化する必要があるので、言語化できるよう整理できていないと書けません。
それに加えて、紙に書いた目標を何度も見返すことにより、脳の中の潜在意識に刷り込まれます。
その結果、目標を達成するために必要な情報が入ってきやすく(=敏感になる)なったり、目標達成へ行動を習慣づけやすくなるのです。
その結果、目標が実現する可能性が高まるというわけです。

以上は、ハーバード大学での調査結果です。
(※一部引用先: 夢を語れ千葉)

このほかにも数多くの研究がなされていますが、結果はほぼ同じです。
目標をもつことは、それ自体、力をもっています。
そして、指針のところで触れましたが、目標も同じように常に持ち歩いたり、部屋の目立つところに貼ったりする。潜在意識に届くように常日頃か
ら自分に叩き込んでいくことが大切です。

優良な会社は、経営の目標と計画を明確にします。そうでなければ安定した経営はできません。
建設会社はビルを建てる時、設計図をもとに建築します。そうでなければ、決してビルを建てることはできません。
パイロットはフライトスケジュールを持っています。もしも、なければ大惨事になるかもしれません。

しかし、人間はいちばん大切な自分の人生に対して、設計図をつくらないのです。
成功した人だけが、自分の目標と計画を持っています。
そして、多くの人が誰かが設定した目標と計画に自分を合わせるだけで終わるのです。
人は、「夢を捨てた人」、「夢を見るだけの人」、「夢を実現する人」に分かれます。
そして、あなたは「夢を実現する人」になるためにこの記事を読んでいます。

夢を捨てた人は、「夢は夢、奇跡が起こらない限り、叶うものではない」
と考えます。その通り、彼らには奇跡は起こらず、夢は決して実現しません。

夢を夢見る人は、「夢を持つことは大事」と言いますが、それを実現するための方法を知りません。そして、行動を起こそうとしません。彼らは、夢を見るだけで満足してしまっているのです。

夢を実現する人は、現実的な夢なら、どんな夢でも叶えられることを知っています。そして、その方法をわかっています。

多くの成功者は、その偉業を達成する前に「空想家」、「夢想家」、「ほら吹き」と呼ばれていました。しかし、彼らは、近い未来にそれが当たり
前になることを知っていたのです。

彼らが成功したときに、多くの人はこう言います。「自分だって、やるときがきたらやる」と。
しかし、その「やるとき」は永遠にやってきません。そして、彼らはその方法すら知りません。

しかし成功する人は、こう言います。
「普通の人はいつか 『その時』がやってくる。そう考え『その時』をいつまでも待っている。私は違う。私は『その時』を今つくり始める。
だから、普通の人に負けるわけがない。自分の未来のために、何をやればいいのか、私には分かっている。今やるべきことを、決して明日に延ばすことはしない」

成功する人と、そうでない人の差は歴然です。同じ土俵に上ることすらできません。
ここからあなたに成功者だけが知っている夢や目標を実現する方法をお伝えします。

○指針(価値観)と目標


目標は、あなたのいる現在地、現状によって、たえず変動します。ですので、自己分析による「あなたの現在地」を正確に知ることは非常に重要な
ことなのです。

現在地を正確に知れば知るほど、達成可能な目標設定ができます。
しかし、指針は、あなたの意志で変えない限り不変です。
(最も、指針のメンテナンスによって、価値観の変動や優先順位の入れ替えがありますが、指針の性質上、方向は変わらないのが理想です)

つまり、指針は目標を設定する際のガイドラインとなるものなのです。あなたの指針、すなわち価値観は、あなたの人生で、あなたが進むべき方向
を指し示してくれるものです。

○目標の細分化


あなたの夢、大きな目標を実現化させるために、何が必要だと思いますか。
大きな目標を実現化するために、まず何よりも大切なこと。
それは、大きな目標を細分化すること。

大きなものをつくることは、小さいことの積み重ねでしかありません。大きなものは、できるだけ小さく分解してコツコツと組み立てることが大事
となります。

一日の時間は限られています。あなたの夢、目標がいかに大きかろうと、一日にできることは限られています。目標を、今日できること、一日にで
きることまで細分化することです。

細分化とは、長期目標を中期目標へ、中期目標を短期目標へ細かく分解することです。

あなたの夢を実現する行動目標を今日の日課にまで落とし込む。これこそいかなる目標でも現実化するための最初のステップです。
「千里の道も一歩から」世界の偉業も些細な一歩からスタートしています。

あなたの夢、目標がどんなに大きかろうと、それを実現するのは、今日できる些細な行動なのです。
どんな偉大な業績を残した人でも、自分ができるところからスタートしました。

あなたの第一歩が何になるかは、あなたにしか知り得ません。
しかし、これだけは覚えておいてください。
それが、いかなる一歩であろうと、それがどんなにつまらなく見えようと、どんな批判を受けようと、あなたにとって夢へと旅立つ偉大な、大切
な一歩なのです。


○計画の柔軟性


これは目標達成のための計画を立てるときの心構えの言葉です。
「計画は石に刻むな、砂の上に書け」
状況が変わったらすぐに対応できるように柔軟性をもっていなければなりません。硬直した態度・姿勢は悪い方にしかいきません。

完璧に計画したとしても、コントロール不可能なことは起こります。それは、未来の出来事だからです。現在の状況をどれだけ正確に把握できたとしても、次の瞬間に起こり得ることは予測できません。つまり、状況は刻刻と変化していくのです。

ましてや現代の社会情勢などは変化のスピードが凄まじいものです。
状況は絶対に変化します。それによって、計画も変更させなければなりません。

また、計画を立てる場合、未来に起こりえる不足の事態に備えて、ある程度、余裕を持たせる必要があります。完璧な計画を望むあまり、隙間の無
いガチガチの計画を立てる人がいますが、それは間違っています。必ずと言っていいほど破綻が生じ、どこかで窮地に陥ります。

長期目標を達成するために、計画を柔軟に変更していくことが大切です。
あまり頭を固くしないで、柔軟に対応しないといけません。未来は予想通りには進まないし、不測の事態も起こります。柔軟な対応と計画の変更を
求められます。

○楽観的に構想、悲観的に計画、楽観的に実行


「楽観的に構想を練り、悲観的に計画し、楽観的に実行する」
(これは、※稲盛和夫氏の言葉です。日本の実業家。京セラ・第二電電(現・KDDI)創業者。公益財団法人稲盛財団理事長。「盛和塾」塾長。日本航空名誉会長。一時経営破綻した日本航空の再建にリーダーシップを発揮するなど、日本経済に大きく貢献した)

1・目標を設定するときは、「絶対にできる」という心構えで楽観的にイメージする。

2・次に、計画の段階では慎重になり、どのような事態が起こっても、対処できるように計画を練る。

3・計画を実行する際には、今度は「絶対にやればできる」という、楽観的な心構えで臨む。

これを逆にして想像してみてください。それだと失敗してしまうのは簡単に想像できることです。
あなたの夢はなんでしょうか? 夢は楽観的に大きく持ってください。
あなたの目標は何でしょうか? 目標は楽観的かつ現実的に大きく持ってください。

あなたの計画は何でしょうか?
慎重に、悲観的に計画してください。
あなたの行動の心構えはどうでしょうか?
あなたは絶対にできます。自信をもって、楽観的に行動してください。

○目標細分化の価値


例えば、サッカーチームがこれから練習を開始します。グランドに白いラインをこれから引いていきます。いちばん長いサイドラインの線を引きま
す。
最初に線を引き始めた少年は、勢いよく引き始めました。どんどん引いていきます。しかし、途中で止まって振り返るとその線は大きく蛇行していました。

その少年に替わってふたり目の少年は引いた線を確認しながら、ゆっくりと引いていきました。しかし、その線は1人目ほどではないが、ジグザク
していました。

また、人が変わり、3人目の少年が線を引き始めました。その少年が引く線はきれいに真っ直ぐな線になっていきました。

先のふたりは3人目の少年にどうしてこんなにまっすぐに線が引けるのかを聞きました。
答えは「先のコーナーのその先にある木を目印にして線を引く」とのことでした。
ふたりはそれを参考に線を引いてみましたが、やはり線は曲がってしまいます。
そのあと、3人目の少年はもうひとつの秘訣を言いました。「この線を引く延長線上にある木の、またその先に電信柱がちょうどあるだろ。その木と電信柱が重なっているところを辿って線を引くんだ」ということでした。

いわば、それは遠くの電信柱が「長期目標」で、その手前の木が「中期目標」に当たるわけです。




長期目標と中期目標をしっかり定めていれば、最短ルートで目標に進むことができます。そして、その中期目標を確実に達成するためにさらに小さ
な目標を立てていくことが必要となります。

たとえば、マラソンランナーが「もうだめだ!」と思うことは何度もあります。その場合は、「次の電信柱まで」「次の信号まで」と短い目標を立て走っていきます。これがまだまだ先の長い視野に入らないゴールのことを考えて走っていたら、どこかで諦めることになるでしょう。

小さな目標を立て、それを次々とクリアしていくことは、小さな成功を体験していくことにほかなりません。人は小さな成功体験を積み重ねること
で自信をつけ、モチベーションを維持することができるのです。

細分化された目標の積み重ねが、あなたを大きな目標へと導いてくれます。

あなたの目標がいかに大きなものであっても、それをうまく細分化して実行していければ、必ず目標は達成することができます。

目標の細分化にあたっての注意点として、最初から完璧な細分化を目指してはいけません。最初から完全に細分化できる人なんて存在しません。

成功する人は、すべての準備が整わなくても見切り発車できる人です。
始めなければ何も前には進みません。

あなたが、目標を細分化する作業の中で、どうしても現時点ではわからないということが出てきます。能力面、知識面などいくらでもその時点では
わからないことはでてきます。
その場合、完璧にしなくては先に進めないという考え方はしてはいけません。

それは、走りながら考えていくことです。
とにかくスタートすること。これがいちばん重要です。

テクニックとしては、現在わからないことが、何年何月何日までにはわかるようになっている。という前提でことを進めていくことです。
「わからないことがわかるようになる目標」を設定すると考えてもよいでしょう。

また、すでに分かっているという前提に立つと、ポジティブにイマジネーションを膨らませることができます。それはとても効果的です。さらに、
すでにそれを手に入れたかのように思い、振る舞うことで「心の力」を利用することもできます。

大きな目標を細分化し、いくつもの中間目標や短期目標を時間の流れに沿って並べたものが「計画」になります。
この目標設定に関しては、次で詳しく取り上げますので、必ずお読みになってください。

本日はここまでとさせていただきます。



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