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本:自分で「始めた」女たち
「どんなミスも 何かを教えてくれる。
だから本当はミスなんてない。
学ぶ事があるだけ」
ニッキ・ジョバンニ
詩人、大学教授 P155
本屋を歩いていて、とても気になった本。
自分で「始めた」女たち
世界で活躍する女性リーダーはきっと沢山いて、自分に足りない物が沢山見えるかもしれないと思い手に取りました。
ここには100人以上もの様々な職種の女性たちが、エネルギー溢れる姿で自分のポリシーを語ってくれて居て、私もとてもエネルギーが溢れてきた事を思い出し、もう一度読みました✨✨
この本の最初のページに
「見たことがないものにはなれない。」
という、社会活動家マリアン・ライト・エデルマンの言葉があると記載されて居ました。
中学生の頃、終わりの見えない人生に対して何故かとても嫌になり、働きたくない、こんなしんどい部活も一生続かないといけないのか?!と思って、お金持ちになりたいと思いました。
その頃は玉の輿に乗るしかない!と、お金持ちになるにはお金持ちと結婚するしかないと思って居たり、
母親からの、
「いい企業に勤めるなら、大学、せめて短大には出ないとあかんよ。」という言葉から、芸大に行けないならどこでもいいと選んだ栄養士の学校をなにも考えずに選んで居た事を思い出しました。
何故選んだか。--食--というものには常日頃から触れて居たからです。
何かわからないものより、知っている事なら自分にも出来そうと思いました。
結果、給料も特に良くないブラック企業に就職することになり、高校の奨学金と、短大の奨学金の返済で、社会人になってから苦労したことで、自分は一体何を学んだのか考えるようになったのを覚えています。
人と出会うことは好きで、将来漠然とBIGになりたいと思って居たアホな私が、25を超えてから人生を深く考える人たちと出会って、自分の人生の見方が変わりました。
自分の強みは?
方向性は?
強い女性って?
悶々と考えて、迷って悩んでいるときにこの本に出逢いました。
ここには、どんな容姿でも、どんな人生でも堂々と"私"と言うものを語るキラキラした女性の姿ばかりが載っていて、私も頑張ろう!ってなる本でした✨
みんなの辛かった経験
自分のメンター
気持ちを持続させた座右の銘
それぞれがそれぞれの人にきっとハマる人がいると思います。
ファッションデザイナー、料理研究家、作家、ミュージシャン、イラストレーター、モデル、ブロガー、ジャーナリスト、陶芸家、、、他にも
キャメロン・エスパジート
コメディアン、俳優
ミスから学んで成功に繋がった事はある??と言う質問に対して、
お笑い芸人の技能って、舞台でスベって、何故スベったのか検証して、同じ失敗をしないようにすること。この技は磨くとスゴイ。失敗にプラスの価値がつく。これ、どの世界でも通じるスキルだよ。
とありました。
やったことのない事は、やってみた時に失敗する。その時に恥はかく。
でも、その恥をいつまでも恥じて居たら次のステップには進めないし、一緒恥ずかしい自分のままだと気付きました。
失敗しても笑顔で前に進む女性達はカッコいい!!
経験した人の言葉の重みは全然違う。
目の前のことに囚われるより、もっと周りを見渡したら広い世界があって、自分の今の悩みは小さいことだと気づける時がきっと来る。
そのためには、目標に対して常にまっすぐ進む必要がある。と沢山のことに気づかせてもらえた本でした!
どこから読んでも全て物語です。
それぞれの女性の言葉で、私のように少しでも前に進める方が居たら嬉しいと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました✨✨