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【イタリア 🇮🇹】 ep.12 パスタを求める16時間の旅

朝3時。3時間しか寝ていないはずなのに、なぜかすっきりとした目覚め。
それもそう。なぜなら、今日はイタリアに行く日だから。

イタリアに初めて行ったのは、2年前。
ベニスとフィレンツェを巡って、たくさんおいしいものを食べた。
ゆったりした感じや、何より食べ物が感動的で、思い出詰まる大好きな国。

今回は、それ以来、何度もインスタで見て気になっていた、
南イタリアバーリへ。
路上でパスタを作る地元の Nonna(おばあちゃん)で有名なこの都市。
そして、わたしの大好きなパスタの1つ。
オレキエッテと呼ばれる小さな耳パスタ発祥の地。

心もお腹もおどる。そんな旅。

コペーハーゲンで買ったサワードウの最後の一切れを食べて、早速空港へ。
ヨーロッパって近いように感じるけど、ヘルシンキは意外に遠い。
ローマまで、3時間30分の飛行機の旅を経て、一旦空港で昼ごはん。

外に出ると、さんさんと輝く太陽☀️
ヘルシンキではなかなか見ない、この南国の国かのような日差し。
15°くらいなのに、気分は真夏。
これだけで、兄弟そろってテンションMAX。

空港でエスプレッソとスフォグリアテッレ。早速イタリアを存分に味わう。

さて、エスプレッソも飲んで、
3時間くらいの休憩をして、ここからが長い長いバスの旅。
FlixBusで6時間。バーリまでの長旅。

途中ナポリも通過したけれど、なかなか治安が悪そう。
バーリも治安はあまり良くなさそうと聞いていたので、ちょっと心配。

ナポリでやっと半分地点。
ほとんどの人が降りて、また新しい乗客が。
思っていたよりもたくさんの人が乗ってきて、バスの中は空気が詰まる感。

そろそろ限界。
お腹も空くし、お尻も痛いし、早く着いて欲しくて仕方ない。
とりあえずバーリの夜ご飯の店候補をひたすら調べる。

20:30。やっと到着。
家を出てから16時間。

でも、街は治安も思ったよりはマシそうで、
旧市街はなんだか風情ある感じ。

ライトがキラキラ輝く旧市街✨

とっても素敵な Airbnb にも無事にチェックインして、
待つことできず、早速夜ご飯の場所へ。

やってきたのは、旧市街にある、Le Nicchie というイタリアン。
いくつか目星はつけていたけど、お店の外観を見て即決定。
もうすでに21時だったから、最後の客かと思いきや、イタリアの夜は長い。
まだまだお客さんが入ってくる。

しっかり暖房もある外の席に座って、お目当てオリキエッテをオーダー。
弟はムール貝とアサリのボンゴレ。

お通しのパンも🧑‍🍳

まず、待っている間に出てくるパン。
しっかりトーストされて、少し焦げ目もついたパン。
そこに、たっぷりとオリーブオイル。

これがなんとも言えないおいしさ。
食べすぎるとパスタを食べれなくなるからあんまり食べたくないけど、
ついつい手が止まらなくなる。

そんな葛藤をしていると、大きなお皿を抱えてウェイターの方が。
思わずニヤけてしまうビジュアルと香り。

一口食べた瞬間、口に広がる感動と、来てよかったという満足感。
完璧なアルデンテ。
ソースとの絡み。
具材の全てがちょうどよくハーモニーを奏でる。

溢れるほどのリコッタとその下に隠れるトマトソースのオリキエッテ。

うちのイタリアンとも呼ばれるほど、
イタリアンが好きな弟ももちろん感動。
普段はクールな感じにしているくせに、
これにはニヤケが止まらないらしい。

パスタの乳化度に感動して、動画まで撮り始める😅

食後には、ティラミス。
これも絶品。

カカオたっぷり💓

ティラミスに使われているコーヒーのメーカーを知りたい弟は、
ウェイターの方に聞くんだけど、あまり英語は通じないみたく、
意思疎通はできなかった。

次回までには、しっかり会話をできるように、ちょっとだけでも
イタリア語を喋れるようになりたい。

そんな目標ができて、1日目はあっという間に終了。
明日のプランニングもろくにせず、バタンキュー。

パスタ天国の始まり!💓


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