サマセットモームが好き
大学では現代アメリカ文学専攻で、イギリスの小説はたまに読んでも
歴史と伝統の重さに押しつぶされそうな印象があり正直今もあまり読んでいません。いつか、読みたいなあとも思っています。
有名なモームの「月と六ペンス」を読んだのは2.3年前でこんなに現代的な、おしゃれな小説なのかと驚きました。
登場人物が魅力的で、展開が気になりすいすい読めてしまいます。
どうして今まで出会わなかったんだろう・・・
もう、そういうことばかりですよね。
モームの小説のお得意な場面って「社交界を覗き見」すること
だと思うんですけど
どんなお洋服だったとか、どんなパーティだったとか、
どういう変わった人物がいたとか、これがミーハーでかつ
20世紀初頭の文化やファッションに憧れがある私としては
タイムスリップしてその時代を体験しているような気がして
すごく贅沢な読み物です・・・
この世界をビジュアルにしたものって映画とか、写真集とか存在するんでしょうか?あればなあ、ぜひ見たいです!