ソーシャルネットワークの歴史とSNS活用の進化
こんにちは!Beatマーケティング戦略部です。
今回は、「ソーシャルネットワークの歴史とSNS活用の進化」をテーマに
お話しします。
まずは、ソーシャルネットワークの基礎から簡単に振り返ってみましょう。
■ソーシャルネットワークとは
ソーシャルネットワークとは、家族や友人、仕事上のつながりなど、
個人が形成する社会的な関係のネットワークです。
SNSは、このソーシャルネットワークをより加速し、より多くの人々と情報をシェアできるようにした画期的なツールと言えるでしょう。
■ソーシャルネットワークの歴史
では、ソーシャルネットワークの考え方はいつ頃から始まったのでしょうか?
いくつかの転機となった出来事を見てみましょう。
・1929年 カリンティ・フリジェッシュの小説『鎖』で、
「5人の知人を介して誰とでもつながれる」というアイデアが登場。
・1967年 スタンレー・ミルグラム教授の「スモールワールド実験」により、
平均で5.83人を介せば手紙が誰にでも届くことが証明。
・1973年 マーク・グラノヴェッターの「弱い紐帯の強み」理論が発表。
親しい人だけでなく、少し遠い知人からも重要な情報を得られるという考
え方が示されました。
・1994年 「ケビン・ベーコンゲーム」が流行。どんな俳優も数人以内で
ケヴィン・ベーコンとつながると話題に。
実際に弊社では、2003年12月に慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスの
SFC Incubation Villageが主催する第4回六本木ヒルズ開催イベントにて、
起業家と投資家のマッチングを図る国内初のビジネス系SNSを実験導入しました。
この実験では、SNS上でどのように人脈が形成されるのかを探ることを目的としていました。
※ニンテンドーDSが大流行した2009年、ドラゴンクエストⅨに
「すれちがい通信」機能が登場しました。
DSを携えてすれ違った相手と「宝の地図」を交換したり、ゲストルームへ招待し合ったりして、どんどん広がっていく人とのつながりを楽しんだ方も多いのではないでしょうか。
筆者も当時、「まさゆきの地図」というレアな地図を手に入れるために、友人たちとフードコートや街中へDSを持って繰り出したのを覚えています。
宝の地図の交換で盛り上がりながら、まさにSNSのように
“すれ違いで人との輪が広がる”という体験を味わいました!
■現代のSNSと社内活用
SNSはXやFacebookなど、個人の興味を広げる場としても活用されています。
趣味が合う人とつながったり、自分の知らない話題に触れることで、
知識や経験が加速度的に広がっていきます。
企業内でも同様に、SNSを活用することで、社員間の情報共有がスムーズに行われ、他部署の知識に気軽にアクセスできるようになります。
例えば、弊社の社内SNS「Beat Shuffle」には、以下のようなつながりを生む事例があります。
1つ目は、ある社員が「○○について詳しい方はいませんか?」と投稿したところ、それがたまたま社長の目に留まりました。
社長は「○○についてなら、副社長に確認をとってみよう」とコメントをし、その一言で社員と経営層が直接つながる機会が生まれました。
このように、トップ層からのサポートやリアクションが社員にとっては意外な結びつきとなり、会社全体に一体感が生まれます。
2つ目は、顧客に最適な人材を迅速に見つけるためのケースです。
社内SNSでは、信頼関係のある社員同士が頻繁に情報を交換し合うことで、顧客の課題に対応できる人材を効率的に探し出すことが可能です。
あるプロジェクトで特定のスキルが求められた際にも、SNSを活用して「この分野が得意な人」を迅速に検索し、チームに加えることができました。
このように、信頼し合うネットワークが連携を強化し、問題解決までの時間短縮に大きく貢献しています。
このように、SNSは効率的な連携を促進し、人脈が広がっていくのです。
■おわりに
次回は、SNSのさらなる歴史について掘り下げていきますので、お楽しみに!
弊社の導入事例を更に聞きたい方は、是非お問い合わせください!
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