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体験がコンテンツの質を高める

こんばんは、やしちです。
皆さん昨日の金曜ロードショーは見ましたか?
『天使にラブソングを』最高でしたね。
歌ありコメディあり、何度見ても色褪せない名作です。

しかし私は普段あまりテレビを見ません。
つけてもほとんどNHKぐらいで、
DVDをレンタルしたり、U-NEXTやYouTubeなどを見ることが多いです。
そのせいで、たまに民法のテレビを見てCMが流れると
「スキップしなきゃ」とうっかり思ってしまいます。

なので今回金曜ロードショーを久々に見て、
昔家族とテレビでいろんな映画を見たときのことを思い出したのです。
『天使にラブソングを』をはじめて見たのも金曜ロードショーでした。

はじめて聞く歌に感動したこと、
コメディシーンに兄弟で笑いあったこと、
作品に見入っている母の様子、
映画の魅力を語る父。
色んな記憶が蘇ってきました。
そして以前DVDを借りてこの作品を見たときよりも、
はるかに楽しく感じたのです。
作品は同じなのに不思議な感じでした。

「思い出補正」という言葉があります。
良い体験や思い出が付随して、実際よりもよいコンテンツだと感じることですね。
そのコンテンツをどう体験したかで価値が変わるのです。
映画なんて動画ストリーミングサービスやDVDで好きなときにノーカットで見れます。放送時間が決まっていてCMもあるテレビ放送よりずっと便利。
それでも家族と過ごした体験と思い出が、
よい作品をさらによいものにしてくれました。

このブログでもそんな価値を提供したいと思っています。
コンテンツの内容やクオリティにこだわるのは当然のこと。
どんなときにどんな体験とともに読むかでさらに価値が高まります。
寝る前のリラックスした時間、
いつもよりちょっと背伸びしてコーヒーを飲んでいるとき、
落ち込んでいて元気がほしいとき…。
読んでくださる方の姿を想像し、その体験に寄り添う記事を書いてゆきます。


(やしち)

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