自分のために使う時間を大切にするようになった
下川でのリアルな暮らしぶりを町内の方にお話ししていただくコーナー。
今月は、鎌倉から移住して約2ヶ月経ったばかりの松浦文江さんです。
(2023年7月取材)
今年の4月から下川町に住んでいます。もともと働いていた鎌倉の会社に席は置いたままフルリモートで働きながら、会社公認の副業として町内で ICT 支援員もしています。
学校現場で使われるパソコンやタブレットの設定とかトラブルの処理、業務効率化のお手伝いをする仕事です。
実は、移住先をずっと探していたわけではないんです。
鎌倉の暮らしに不満があったということもなくて。
会社の上司から「下川町っていう町があって、しかもキャンプ場があるらしいよ。行ってみない?」と言われて「へえ、おもしろそう」と思った。
ただそれだけなんです(笑)。
環境を変えることに抵抗もありませんでした。
移住してみたら私自身に変化がありました。例えば生活習慣が変わりましたね。こっちに来てから朝、ちょっと体を動かすようになったり、メイクをしたりおしゃれしたりするのが楽しくなりました。
自分のために使う時間が増えたと思います。
あと、以前は仕事が休みの日は家に引きこもっていることが多かったんですが、下川に来てからものすごくアウトドア派になりました。
土日に釣りに行ったり、下川に来てできた友達と飲みに行ったり。
こんなに人との距離が近い地域だとは思っていませんでした。
肩書き関係なく、いい意味でフランクに付き合ってくれる、近い世代の人が多いですね。町内で知り合った人たちには「ずっと昔から下川にいるみたい」とよく言われます(笑)。
7 月には「森ジャム」というイベントがありますが、そのスタッフにも参加していたり町内にできたコワーキングスペースの利用メンバーにもなっていたり。
最近は、スナックのママを週 1 くらいでできないかなと思っています。
引っ越して来て 2ヶ月くらいしか経っていませんが、すごく楽しいです。
(インタビュー:実咲)