#105_【イベント】城山付属堡塁調査ツアー

来年重点的に調べたいと思っている場所のひとつに、金田城跡があります。
全国に63件しかない国の特別史跡のひとつですが、私が感じる一番の価値は飛鳥時代の石塁と陸軍の砲台が同じ場所にあることかと考えます。

【城山の中に2.2km連なる石塁】

【陸軍が山頂付近に建造した城山砲台の砲座跡】

文化財指定等の件数 | 文化庁

実際のところ、旧軍施設は文化財として扱われておらず（全国的に見ても、指定されているものは稀です）、陸軍が城山砲台建造時に道を作る際、石垣を数カ所破壊していますので、軍跡マニアでも「それは、ないよね～」とおっしゃる方がいるくらい否定的な反応を示されるお客様は多いですが、ひとつ言えるのは、そんな場所は滅多にありませんので、「古代と明治の遺物がこの地に同居していることをどのように捉えるか」ではないかと考えます。

【陸軍が整備した軍道は、現在登山道となっています。】

【「ふれあい処つしま」にあるジオラマで見ると、どのように道が作られたかが分かります。】

城山には何度も足を運んでいましたので、古代の石塁や城戸、明治期の砲座、船着場は確認し、勝手に制覇したかと思い込んでいましたが、最近図書館で調べ物をしていた時に、付属堡塁は行ったことがない山中にあることを知りましたf^_^;)。

【現在の登山道から行きますと、この奥にあるそうです。】

金田城跡と砲台関係施設の跡はどのような姿になっているのが良さそうかと考える上で「これは調べに行かな！」と思い、ついでなのでイベントというには大げさですが、「探検ツアー」を開催しようと思います。
※多少の資料は持参しますが、きちんとしたツアーガイドはできません。予めご了承ください。

☆イベント概要

• テーマ
  城山付属堡塁調査ツアー

• 主催
  ビーコンつしま

• 集合日時、場所（案）
  2024年1月8日(月・祝)
  集合　09:00頃　美津島行政サービスセンター（仮）
  解散　13:00頃　美津島行政サービスセンター（仮）
  周遊場所　城山付属堡塁（山頂に行く途中にある井戸の手前からのびる軍道を歩きます。全行程で7km程度歩く予定。）
  ※集合や付属堡塁以外の周遊の場所は、参加者のご都合にあわせて柔軟に対応します。

• 服装
  動きやすく寒くない服装、運動靴

• 持ち物
  飲み物、カメラ、タオル
  ※懐中電灯は当方で用意します。

• 参加費
  無料（保険に加入しませんのでご了承願います）

• 募集人数
  特になし（参加者ゼロでも行きます）。

• 注意事項
  キャンセルは前日17:00までにお願いします。
  健康状態による参加の制限はございませんが、心配な症状などありましたら、お気軽にお問い合わせください。

• お問い合わせ先
  090-4810-2456（担当：佐藤）

• 参加申込方法
  下記のお問い合わせフォームからお申し込みください。

ビーコンつしま　お問い合わせフォーム

※お名前、メアドの他に、人数と当日の連絡先（携帯番号）の入力をお願いします。お申し込み後、詳細を記載したメールを送信いたします。
※政治、宗教、ネットワークビジネスなどの宣伝や勧誘活動は固くお断りします。

軍事史跡、石垣、レンガ、境界標、発破マニアの方あたりには、刺さる内容ではないかと思います。
ご参加お待ちしておりますo(^-^)。

【登山口から海に下りていくと残っている船着場らしき石積です。】

【陸軍の境界標です。】

ビーコンつしま - 国境の島から流れを生み出す