『人生の勝算』の一番好きなところ紹介させてください!
こんばんは、ベーちゃんです。
いきなりですが、今回は僕が自主的に尊敬してやまないSHOWROOM代表 前田裕二さんの著書『人生の勝算』の好きなところを紹介させていただきます笑。
自分で言うのもなんですが、このnoteを読めば『人生の勝算』を読んだことがない人でも、前田さんや『人生の勝算』という本のことを、かな〜り知ることができるんじゃないかと思います。
夜遅いですので、短めで読みやすい感じでまとめました。サクッと読んで見てもらえると嬉しいです^ ^
目次
1.『人生の勝算』で一番好きなのはここ
2. 時間がない人は「◯◯◯◯◯」だけでいいから読みなされ
3. おわりに--『人生の勝算』を一言で言うと?
1. 『人生の勝算』で一番好きなのはここ
この『人生の勝算』という本は、前田さんの幼少期の生い立ちから、大学卒業後に外資銀行に就職、その後SHOWROOMを起業するに到るまでの道程を書き綴ったものです。
一つ一つのことに、前田さんがどう向き合い、どう対処してきたか。
それら一つ一つが勉強になると同時に、人並み以上に苦悩し、人並み以上に努力してきた前田さんの人柄に、尊敬の念を抱かずに入られません。
中でも僕が個人的に一番好きな箇所は、第4章です。
第4章がなぜ好きかというと、自己分析や価値観を明確にすることの大切さについて、じっくり描かれているからです。
第4章には以下のような一説があります。
自己分析の目的は、人生のコンパスを持つことだと思っています。(中略)自分が何をしたいのかを示すコンパスがないと、人生という荒波の中で、すぐに迷ってしまいます。
それは、あらゆる物事を決める指針となります。就職活動に限らず、実りある人生を生きる上で、コンパス、つまり、自分は何を幸せと定義し、どこへ向かっているのかという価値観の言語化は必要不可欠です。
僕も、学生時代にしていたキャリア教育や、2回におよぶ就職活動、そして転職エージェントや人事としての活動から、人がどれだけ自分の価値観に無自覚に、曖昧なまま、なんとなく生き、意思決定をしているかを痛感してきました。
そして、一見軸が通っているように思える自分の意思決定でさえ、ほとほと呆れるほど不透明な目算に頼ったものでした。
しかし、自分のことを理解するのが一番難しいもの。そういう時はどうすればいいか。
そのことについても触れられています。
学生時代、僕は、自分から見て明らかに優れているな、と感じる人たちのモチベーションの根源を探り続けました。この人たちは、なぜここまで輝いているのか(あるいは、なぜ僕自身から輝いて見えるのか)。
身の回りにいるメンターになりうるような優れた人を探し、その人をじっくり観察すること。そして、その人がなぜ優れているのか(あるいはそう見えるのか)を、じっくり考えること。
そうすることによって、自分の価値観を明確にしていくのだそうです。
考えてみれば、価値観は、自分らしさを定義するものですから、周りの友人との違いを観察するのが一番なんですね。
自分の周りにいる人は、一定程度、自分と価値観の合う人であり、そうした人との相違点を探すことで、自分というものがはっきり見えてくるのだと思います。
実は、概念を定義する方法については、アリストテレスの「最近類と種差」という考え方と構造が同じなのです。
詳しくは以下のリンクに説明があります!
話がやや脱線しましたが、自己理解を深めるという点で、どのように前田さんが考え、試行錯誤されてきたかがよくわかるので、第4章が一番好きなんです^ ^
2. 時間がない人は「◯◯◯◯◯」だけでいいから読みなされ
とはいえ、多忙な現代を生きる僕たちには本を読む時間がたくさんあるわけではありません。かといって、ブログのようやく記事や書評を読んでもその本を読んだことにはならないような、プライドみたいなものもあるかと思います。
そういう方はぜひ、「エピローグ」だけでもいいから読んで欲しい!
『人生の勝算』には、前田さんが歩んできたこれまでの人生が描かれています。
そして最後に、これからの人生への展望として「エピローグ」があります。
ここに、前田裕二という人のこと、そして『人生の勝算』で前田さんが言いたかったであろうことがぎゅっと凝縮されています!
そこでは、前田さんがSHOWROOM創業後にした、ある失敗についての話が語られています。
人は逆境に立って初めて、その人の真価が試されると言います。
前田さんがその苦難にどう向き合い、どう考え、どう後悔し、そして何を学んだのか。
前田さんの、深く広い海のような優しさと、ブレない価値観を持っているからこその強さが、その一説からひしひしと伝わってきます。
「どんなときでも揺らぐことがない、深く大きな愛情を持つこと」
「人生の価値観、向かうべきベクトルを明確に持つこと」
この二つが、前田さんが人生の勝算で一番言いたかったことなのだと思います。詳しく知りたい方は、少しずつでも読み進めてもらえると良いかと思います!
3. おわりに--『人生の勝算』を一言で言うと?
簡単ではありますが、『人生の勝算』についてご紹介させていただきました。拙文ではありますが、少しでもこの本の魅力や、僕がこの本を好きな気持ちが伝わったなら幸いです。
最後になりますが、この本の一番の謎について触れておこうと思います。
「結局、前田さんにとっての『人生の勝算』ってなんだったんだろう…?」
実は、その答えも「エピローグ」に書いてあります笑
ぜひ一度手にとって見てください!絶対面白いので!
ご覧になった方は感想聞かせてください。よろしくお願いします^ ^
それでは!
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