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クソっ……犯人はアイツだなッ!《140字の日記 49 (今回は字数超過)》

 うちのベランダから竿をのばせばとどくくらいのところに藪があります。
 最近その藪にハトが飛んできてるみたいです。ハトといってもヤマバトなので、ドバトと違って色も上品でたたずまいもしとやかな感じがあります。
 てか、子どもときから、ヤマバト、大好きです。

 だけど、そいつが生意気です。
 藪のてっぺんなんかにとまって、ふつうならベランダに人影が見えたらあわてて逃げないといけないような距離なのに、逃げません。背の高い藪なので、お互い、ほぼ、目線が同じ高さになるのですが、目をそらせません。
 平然として、じっとこっち見てます。
 ホントは内心ビビってるのかもしれませんが、あまりにも平気そうに見えるので、かえってこっちが遠慮してしまいそうになります。チクショー!

 もしかしたら、五百蔵も自宅療養が2年にもなって、そのせいで人間社会から遊離しつつあって、オーラが人間よりも「野生のなんか」寄りになっている、ということか。
 なんていらぬことをかんがえてしまいます。
 とにかく、そのくらい逃げません。

 

 だけど今朝、ベランダに「落とし物」がありました。
 みずみずしかったので、失礼なことに、今朝方、排泄したばかりだと思われます。
 分量からして、スズメやメジロといったちっちゃくてかわいい小鳥のものではありません。

 これはもう、間違いなく、アイツです。

 メジロとかのなら、落下物もかわいいものです。それでも、処理はイヤなものです。
 だけどアイツはハトなりに図体がでかい。アイツのものと思われる落下物、処理がためらわれる盛り上がり方です。大いに盛り上がってくれて結構。だけど、そこに鎮座されていては、布団を干すにあたって、さらなる汚染拡大が心配されます。

 仕方ない、ティッシュ多めでがんばりました。

 

 できることならご近所同士で共存共栄していきたかったヤマバトですが、むこうが「うんこ」という爆弾を気まぐれで落としてくる以上、洗濯物やお布団の安全と安心を守るためには、バトルを交えるしかなさそうです。
 う〜ん、なんだかヤマバトとの間柄が、「北朝鮮はミサイルがなんとなく心配だから敵」みたいな感じになってしまい、慚愧に耐えません。が、先制攻撃してきたのはアイツです。やむをえません。

 だからといって、こちらも、ミサイル的なものとか毒ガス的化学兵器なんて利用しては大人げない。だから、「ここの人間ヤバイ……」という警戒意識をうえつけるのがいちばん無難そうです。
 なので、かわいそうですが、こんど、ヤマバトが藪に飛んできて目が合ったら、ほんまに竿でつっついてみようかと思います。

 

 あ〜あ、ナウシカみたいに野生のハトとかなつかせてみたかったのになぁ……
 うんこの空爆しない野生のハトがいたらいいのに。

 

 

《140字の日記》のマガジンもあります。
https://note.mu/beabamboo/m/m855ee9417844

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いま、病気で家にいるので、長い記事がかけてます。 だけど、収入がありません。お金をもらえると、すこし元気になります。 健康になって仕事を始めたら、収入には困りませんが、ものを書く余裕がなくなるかと思うと、ふくざつな心境です。