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「いじめ」と「多様性」
いじめは色々な要素と原因が組み合わさって起きると思います。
環境にも大きく影響されるでしょう。
「イギリスの学校はいじめの問題はないのですか?」と聞かれた事があります。もちろんあります。恐らくいじめが全くありません!という国はないでしょう。
学校や国でどれだけいじめに対する対策があるか、普段から困ったことがあったら話せる人が周りにいるかという大人が子供達を守る環境があるかどうかも大事なのではないかと思います。
みんなが同じように足並みを揃えていなければ、はじかれるようなシステムの教育現場にも問題があると個人的には感じています。クラスに30人いればそれぞれ学ぶスピードも得意なことも苦手なことも違います。
あまりにも厳しい学校の規則も本当に必要なのか?と誰もが一度は疑問に思ったはずです。
イギリスでは11月14日からAnti-Bullying Week(いじめ対策週間)が始まり、学校ではOdd Socks Dayというのがあり、片方ずつ違う柄の靴下を履いていきます。
Oddには色々な意味があります。「変わった」「奇数」「左右ちぐはぐ「the odd one out」で「仲間外れ」
違ってても変わっててもいいじゃないか!といった意味を込めてこのOdd Socks Dayがあり、いじめについて考える1週間となっています。
多様性を認める教育を普段の授業に盛り込むことで「みんな違ってみんないい」を実践することが、いじめのない社会への小さな一歩になるのではないでしょうか。