ご近所に友達がいること 嬉しくて楽しい奇跡だったのかもしれない
今週ご近所友達が引っ越してしまった。じわじわと寂しさが押し寄せてくる。
引っ越したって別に会いに行ける距離なんだけど、『ご近所』って本当に特別な存在だったなぁと改めて思う。
特にコロナ禍で移動が制限されるようになってからは物理的な距離の近さの大切さに改めて気付かされた。
思い返せば、家の近所に友達が住んでるなんて小学校の時以来だ。一人暮らしを始めてからは一度もない。自分のアパートの隣にどんな人が住んでるのかさえ知らないことの方が多い。
そんな中で気の合う人が近所に住んでいたことって、ちょっと奇跡的だったかもと思う。
ご近所友達の最大の魅力は、偶然会うことがある、ということ。私とその友達は約束をしてなくても、行きつけのお店でよく顔を合わせていた。約束をする必要がなかったんだよなぁ。
そしてもうひとつ何気に好きだったのは帰り道、二人が別れる交差点で、「じゃあねー!」「またねー!」と手を振って別れること。
これこそ小学校以来のじゃあねー別れで、なんかもうただただ楽しかった。
もうそんなこともできない、少なくとも今までみたいな頻度ではできない、と思うとやっぱりしんみりしちゃう。
ただ、楽しかったあれもこれも、結局なんか気が合っちゃったことが大事だったと思うから、そういう意味じゃ、近いとか遠いとか、もしかしたらそんなに関係ないのかもしれない。
そう願いたいな。
気の合うご近所友達をつくること、おすすめです。難しいけどね。