ネットストーカーの気配を感じたら読むnote
書こうか書くまいか、本当に悩みました。
けれど、私の経験が誰かの役に立つかもしれない。
そう思って今、PCに向かっています。
こちらの記事では主にX(旧Twitter)での体験についてお伝えしますが、ネットストーカーは他のSNSやサイトにも現れます。きっと応用できる対応策もあるはずですので、ご一読をおすすめいたします。
なお、このnoteは3章から成る【無料エリア】と
私が実践した【有料エリア】に分かれています。
また、若干ふざけた表現も含まれおりますが、ヘビーな内容に読者の方が息苦しくならないための配慮だと受け取っていただけますと幸いに存じます。
※現在はXとなりましたが、当時の空気感を大切にしたいので「Twitter」表記のままとさせていただきます
※2020.1.15追記:【実践編】4.おまけ1:ラーメンサイト管理人時代に身に付けたノウハウが役に立った件
※2024.5.16:一部加筆・修正(全8,219文字)
1.人妻だろうとオカンだろうと美化される
〜当時の私のスペック〜
・発信を仕事にしている顔出しアカウント
・ツイート内容:大喜利、仕事のこと、育児など
・1998年からネット住民
・実は粘着・荒らし・炎上経験豊富な元ラーメンサイト管理人
お分かりいただけただろうか...?
若くもなんともないオカンですら!
黒歴史を抱えた大喜利アカウントですら!!
ストーカーやストーカー予備軍に執拗に狙われることがあるのです...。
きっと彼らはほかのフォロワーさん同様、気軽にフォローしてくれたのだと思います。それが、『おはようツイート』や大喜利などにリプするうちに徐々に親近感以上のものを抱くようになる...このパターンが実に多いのです。
まさにザイオンス効果(単純接触効果)。
同じ物や人物、CMなどを繰り返し見聞きすることにより、好意度が高まるアレです。顔出しアカウントは特に要注意なのです。
2.自覚がないストーカーたち
振り返れば、私はリアルでも似たような体験がいくつもありました。
「俺が君を守るよ」
「君は俺がいなくちゃダメなんだ」
元彼が別れた2年後に電話や手紙で伝えてきた言葉です。
自己陶酔にもほどがありますが、「好きな人ができたから」と身勝手な理由で振られたのは私の方...自分の行動を棚に上げ、完全に思い出を美化している痛さです。
そのうち彼は、私の自宅周辺で待ち伏せするようにもなりました。
帰宅時刻も把握していたようです。
「あなたのしていることはストーキングだよ?」と伝えても、ただただ自分の想いを正当化&主張する始末。そう、ストーカーである自覚がないのです。
私の気持ちなんて一切無視。まるでおもちゃを欲しがる子どものようにでかい図体で駄々をこねて、絶対に手に入れようと追いかけてくるのでした。
結局、「君は俺がいなくちゃダメなんだ」と思い込んでいた元彼に対し、私は当時付き合っていた新しい彼氏を盛りに盛ってハイスペック化してのろけました。結婚も考えていると話したところ、理性を取り戻したのか連絡をしてこなくなりました。逆上されなくて本当によかったです。
なお、数年後に風の噂で新しい彼女に出会い結婚したと聴きました。めでたしめでたし。
3.クソリプから熱烈リプへ
さて、話をTwitterに戻しましょう。
顔出しアカウントにしろイラストアイコンにしろ、男性よりも女性ツイッタラーさんには数多くのクソリプが寄せられているように見受けられます。
一方、後にストーキングして来るようになった相手からのリプは、最初はごくごく普通のものでした。私の「おはようツイート」に「おはようございます」とリプをくれたので、さらに挨拶リプを返すと驚くほど感激した様子でした。
リプに慣れてくると、自分の価値観を無理やり押し付けるような内容が続きました。私は「ああ、この人もクソリプするのね...」と当たりさわりのない返信をしておきました。
ところが、そんなやり取りが楽しくなったようで、彼は1日に何度も何度もたくさんのリプをくれるようになりました。この時までは、気にかけてくださって嬉しいなと私も嬉しい気持ちになったのですが、徐々に彼からのリプは変化していきました。
「あなたとやり取りしてると楽しい♪」
「こんな事ツイッターで言うのは違うかもしれないけれどあなたが好きです!」
「あなたのツイートにすぐ反応してしまう。いいのかな?どうなのかな?」
この後はさらにエスカレートしていきました。
【えりか専用アカウント】を作って熱い想いを込めたリプをしてきたり、ほかのツイ友さんとのやり取りに無関係な横リプを入れてきて「これからも誰かにリプしてたら割り込みします!」と宣言したり、「リアルで会いに行く」とも言われたり...四六時中独占欲を露わにしてきて恐怖しかありませんでした。
ここからが、楽しかったはずのTwitterでの恐怖との静かな闘いの日々となりました。
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