出典解説M「いまだから読みたい本─3.11後の日本」2011年8月 小学館
M「いまだから読みたい本─3.11後の日本」 2011年8月 小学館
2011年の震災をきっかけに、天災の衝撃による「反省ムード」
「日常生活の有難さを知るモード」「原発廃止・稼働停止」
の機運が高まいました。そういった空気の中で出版された本です。
さほど厚くない本の中で牧村さんは何冊かの「いまだから読みたい本」を挙げていますが、その全文を収録しようと思えば、できなくはない……。かと言って、そう長くない文章を全部そのまま再録というのも、いかがなものか……。
という訳で、通常とは違って、書籍全体からどの「部分」を採用するかというより、狭い範囲の中から、どれを採り、どれを採らないか、という判断をする必要に迫られました。
結論から言いますと、はっきりした基準はありません。それでも少し意識したのは「入手しやすい」「読みやすい」本を選ぶ、というくらいのものでした。
茨木のり子に関しては、これ以降もときどきツイッターで言及されています。その影響で私もちくま文庫の「茨木のり子集 言の葉1~3」を買いました。
同じ著者の「詩のこころを読む(岩波ジュニア新書)」も有名です。
私の持っている本は帯の見返しにサインが入っています。調べてみると坂本龍一氏のサインのようですが、最初の「8」や「q」のような部分からしてよく読めないですね。
「Ryuichi Sakamoto」なのか、その反対なのかもハッキリしません。ご存じの方がいたらこっそり教えてください。