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ふと目覚めた曲とトルココーヒー

自分の生活のリズムが変わった。4月。
桜が咲く中、ふと脳裏にDragonAshの「Let yourself go,Let myself go」の歌詞を思い出された。

そう目覚めの悪い朝からはじまる
静まる空気を呼び覚まし染まる
太陽に少し目を逸らし止まる
がなる友達の声が聞こえてくる
東へ西へ日々は流れ
それぞれに何か表現し続け
頬を撫でる風は涼しげ
何気に何かをつかみかけている今
正念場ではつなぎの笑顔
振り撒くたびに感じる敗北感
歓喜の中へ飛び込む時
脳裏を横切るのはそう責任感
止まることが許されぬ今
生き急ぐことを選んだ過去
がんじがらめの生活の中
後押しする君たちの声が響く

DragonAsh「Let yourself go,Let myself go」

この曲を初めて聴いた時の感想は「なに、この余裕!?」だ。これまで聴いていた音楽・ラップというのは勢いがあり、訴える力が強かった。しかし、ミュージックビデオでは降谷健二がだるそうに透かして歌っている。それが「何なんだカッコ良さは・・・」という感じで、驚いた。

https://youtu.be/dDvNfeKl5eE?si=rhbvZdVpna2zvvah

余裕はあるが、余白がない

4月からスケジュールが急にパンパンになった。
しかし上手く余裕は持てている。日々の経験や気づきを整理できていると思う。小さな出来事や行動を振り返りながら、そこから得られる教訓や気づきを探れている。
そんな中、家の近くでトルコフェアがあった。そこでトルココーヒーを購入。自宅でコーヒー豆からお湯を注ぎ、コーヒーを味わった。
すると数十年前にトルコに旅行に行った記憶が蘇ってきた。イスタンブール、カッパドキアにも行ったが、一番素晴らしかったのはサフランボルという小さな町だ。その土地の思い出を思い出した。

香りについても触れてみたい。淹れたてのトルココーヒーには、土のようなニュアンスのある香りがある。こんな瞬間にこそ、新たな発見や感動が潜んでいること。日々の生活を豊かにする。

余裕はあっても、余白がないと思った。日々にこうして「ポッカリ」した時間を過ごすことの大切だ。これまでの自分を手放して、微細な変化や香りから始まる大きな変化や発見を楽しみにしている。

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