#小堀鷗一郎
生と死をめぐる対話。A dialogue about life and death.
以前私は『死を生きた人びと』(小堀鷗一郎著・みすず書房刊)を紹介する記事の中で、以下のように予告していました。
【小堀さんの新刊『死を受け入れること---生と死をめぐる対話----』(小堀鷗一郎著/養老孟司著・祥伝社刊)も読んでみようと思っています(養老さんとの対談ですから興味津々)。読後には、また記事を書きます。】
本日、ついさっき『死を受け入れること---生と死をめぐる対話----』を読了
私の死に場所は誰が決めるのか? Who decides where to die for me?
先日『死を生きた人びと』(小堀鷗一郎著・みすず書房刊)を読みました。副題は「訪問診療医と355人の患者」となっています。自分自身はもちろん身近で大切な人の、最後の日々(そのとき、どんなふうに生きるのか、そして死ぬのか)を考えるための一冊です。小堀さんは355人の看取りに関わった訪問診療医なので、それぞれの事例が生々しいドキュメンタリーのように読者に迫ってきます。ここに提示される死に様は、同時に生
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