【読書記69】経営者は人生理念づくりからはじめなさい
こんにちは。こんばんは。人材紹介会社4年目のFumiyaです!
本日もアチーブメント青木さんの一冊。
昨年に参加させていただいた研修の際宿題として頂いていた本の一冊でした。
それではどうぞ。
【著者】
青木仁志氏
アチーブメント株式会社代表取締役社長。
若くしてプロセールスの世界で腕を磨き、トップセールスになり、その後能力開発トレーニング会社を経て、1987年に選択理論心理学を基礎として同社を設立。
39万名を超える人財育成、5000名を超える中小企業経営者教育の従事。教鞭も多数歴任。
【概要】
我々はなぜ、仕事をするのか。
なぜ、数ある会社の中から今いる会社を選んだのだろうか。
そしてその会社は、経営者の方が命をかけて創った会社である。
なぜ、その経営者は会社を創ったのだろうか。
日々仕事をしている中で、なかなかここまで考えることはないだろう。
ただ、その新鮮な気持ちを忘れてはならない。
そして、誰しもがその根底に持っているべきもっと大切なことは、その人の「人生理念」である。
その思いに共感するからこそ、社員がついてくる。会社が大きくなる。
結果、世の中にさらなる貢献をしていく。
改めて、あなたの「人生理念」はなんだろうか。
【所感】
会社経営に奔走し、目の前が目まぐるしく過ぎ去っていく。
そんな方々におすすめしたい一冊。
自分を見失いがちな人、家族との人間関係があまり芳しくない人、社員との関係がギクシャクし始めた人は、この本を読んで一度立ち返ってみてほしい。
逆に、それ以外の人へはあまりニーズを感じないなと思った。
アチーブメント社の内容も多いので、学びはそこまで多くない。
人の幸せの5つの欲求について、自分の欲求と現状がどうなっているかは、アチーブメント社が独自のサーベイを作成しているとのことなので、受けてみたい方はぜひ。(私も受けました)
[ビフォー]
・自分の「人生理念」を考えるための種を見つける
[気付き]
・人の幸せとは「生存の欲求」「愛・所属の欲求」「力の欲求」「自由の欲求」「楽しみの欲求」の5つである。1つ目から順に叶えられていく。
・人が利己的な存在であることは、自然の摂理であり変えようがない。だからこそ、仕組みに落とし込む。
[to do]
・自分にどんな欲求が強いのか。調べてみる。
【エピローグ】
自分の欲求について調べて見た。
一番大きいのは「愛・所属の欲求」。
納得の結果。逆に、「生存の欲求」はあまり高くはなかった。
そして、ほぼすべての欲求について現状が満たされているということ。
いい意味でもあるし、あまり臨んでいるものが高くないというのも納得。
ただ、その中であえて自分を奮い立たせ、更に願望を上げていくことで自分の能力を最大化できるように今後も努めたい。