9曲目 会社設立後4年目にして、人材確保の仕方を変えたのとターゲットやコンセプトを絞った結果
僕の体験型日記 "失敗論" もアルバム2枚目にして9曲目。毎回、NOTE側からそろそろ締め切りですよ。会員様のために頑張って更新してねーと、ありがたい激励メールが届く。担当者に〆切を迫られる、まるで売れっ子漫画家にでもなったかのような体験をさせてくれるのがこのサイトを使う楽しみでもある。笑
未だ執筆活動においては、結果が出るまでには程遠く、失敗続きなので
まだまだ書けるネタに尽きることはなさそうだ。
ここが、タイトルを失敗論にした理由。
人は成功する時間より失敗する数のが圧倒的に多い。だから書くネタがないイコール行動してない。トライしてない。なので僕の頑張りを、目に見えてわかりやすく、今っぽく"見える化"して設計してみたのが理由の一つ。
これが今の僕のスタイル。そんな本業の飲食業にて、失敗から学び、少しだけ芽が出てき始めた成長記録を今日はポストしとく。
まずは人材雇用と人材育成の話。
近頃、簡単に人材募集、求人募集って投稿をSNSでよく見るけど、ウチも同じく人材確保を余儀なくされていた。
理由はコロナ禍、換気の良い場所で、人との接触が少ない環境での外食が求められていたことから、これはおそらく多忙となりそうな予感を察知していたから。そのためにマーケティングの初歩的な準備もスタートさせていたのでその効果が出てくるのも3ヶ月後ぐらいかなと踏んでいたのも理由の一つ。
当社が運営する中山下テラスのニーズが高まっていることを察知し、シーズンインする4月までには、人材確保をなんとかしたかった。昨年12月の頃のこと。
というのも、大学4回生のエースバイトが就職で東京に引っ越してしまう為、バイトちゃんが1人になってしまうから。彼の負担、また彼が休んだり体調壊してしまわないように、リスクヘッジの為に追加で1-2名SNSで募集を呼びかけた。
だからと言って誰でも良いから来てよってのは過去に苦い経験があるのと、あまりに非効率的過ぎる。もう少し詳しく話すと、採用する側もされる側もお互いにお試し期間があれば良くない?まずはお試しに働いてみない?って探す方が遥かに効率的な気がした。
君に決めたからには、絶対頑張って続けなきゃダメだよ!みたいな間違った根性論は暑苦しくて苦手。それより時間かかっても良いから、お互い一緒にまずは働いてみて、僕がそれに値する店主なのか、君が僕が求める人材なのか、じっくりゆっくりやっていけば良い。それまでは少しブレーキを踏みながら様子見ながら経営していけば良いし、ダメならまたそこで考えて修正してけば良い。最悪タイミー見たいな、必要な時に必要な人材確保も視野に入れていた。ただ、うちみたいに顧客さんとの距離が近い店舗の場合は、なるべく固定スタッフのがメリットが多い。こうした長期ビジョンな物の考え方は、コロナ禍で身についたタフでもあった。
手始めに、大学生バイトちゃんが残り4ヶ月で卒業ってとこから逆算して、まず僕が始めたのが無料広告できるインスタやFacebookなどのSNSでの呼びかけ。もう一つは、スタッフとのコミュニケーションや様子をSNSに随時発信してみた。こうする事で、自分もこの会社に入って働くと、こんな楽しいことやこんな経験や体験が出来るんだのイメージをしやすくなると思ったから。
以前から、普段からのそうした地道な活動が、きっと誰かの目に触れ、紹介したいと思ってもらえる店作りが一番大切だと感じていた為、スタッフともより多くコミュニケーションし、発信し続けた。合わせて、職場環境の具体的な方向性や想いも地道に投稿し続けた。
誰でもいい訳じゃないように、働き手側もどこでも良い訳じゃない。僕のニーズは本当にウチで働いてみたいと思う子を探し続けたかったので、そうした子が来たくなるような、職場環境のアップデートにお金と時間を使うことにしている。そうすると、他の飲食店のバイトやウチで働くバイトの子がSNSで僕の求人情報を自然とシェアしてくれるようになってきた。ターゲットを絞る事で紹介者にもターゲットを絞りやすく出来たのも一つの成功例。
信用が高い子の情報は今の時代一番の武器。
その子から信用という貯金をお借りするのだから、必然的にお店も良い環境を提供しようとなるし、逆に、紹介された側も、紹介者の顔に泥を塗らないように最低限のマナーは守ってくれる。普段から彼の行いが素晴らしいからか、2人の優秀な大学生を紹介頂き、面接できる事になった。僕の読み通り、コロナ禍で確実に人件費を削り出すお店が多くなる反面、不動産と同じく、普段見つけられない優秀な人材が必ず溢れてくると踏んでいた。だからこそ焦らず良い人材をピックしたかった。
面接に来た女子大生2人は友達。最初は、友達って事は、どちらか1人がシフトで入れなかったり、バイト間で嫌な事があれば2人とも居なくなっちゃうリスクを考えたが、事情を聞くと、ダブルワークしてるので、その点はクリアできた。でも決め手は、なんでも時短となり現状のバイトが入れなくなり困っていると。
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