2曲目 公園コミュニティーに触れて分かった事
久々の更新。
下書きは沢山してたんだよ。
なかなか腰据えて書く時間がなかった。
そんな物書きをどこで書いてるかベスト5を最初の準備体操がてら、大好きなコーヒーを飲みながらビスコを口に頬張り書いてみようと思う。
最近の物書き場所ベスト5。
第5位 ブルーハーツ聴きながら店の製氷器の上。
→タイピングが安定しない。ガタガタする。ブルーハーツの歌詞が強烈すぎて伝えたい言葉が全てパンク。ただ、逆にPCは熱を持たず冷やされてる。
第4位 ロケーションの良い場所
→ロケーションが良い場所は自宅など集中しやすい場所に飽きてきた時に使います。海の見える鳥取の旅館は非常に想像力の高い物書きが出来た。が、後で読み返すといささか浮ついた自分がいたりするので要注意。あとネット環境が必須。ボロ宿にはwifiなかったりするので。
第3位 気分を変えてテラスや1階下のシェアオフィス。
→1番集中しやすい。ただ、ついつい集中しすぎてユーモアにかける投稿が増えがち。あと、急な来客あった場合、体と時間を奪われHPが減る。物書き意欲が低下。
第2位 電車の中
→ここは意外と集中できる。昔ラッパーのKREVAが言ってたが、新幹線の移動中が一番リリックが書けたそう。車窓から景色が移動してくのは脳にとって非常に効果的だそう。ただ、綺麗な女性が乗車した際は、無意味にタイピングに力が入ってしまい、股間だけならまだしも、肩にガチガチに力入り気味。
第1位 自宅のデスク
→同じく一番集中しやすいが、気を抜くと自由が利きやすいため、誘惑が沢山。インスタなんか開いてみると、もう集中力は低下。いかに誘惑を減らすかがポイント。たまにNHKの徴収者がピンポン押して創作意欲を削がれる。あとはエロサイトの誘惑との戦い。
さて、久々の更新で何書いてまんねん。と。
トランキーロ。そう焦んな。
内藤ばりに冷静に君のハートをわし掴みしたいところだが、今日は近所の公園に犬の散歩をしに行ったところ、そこにはHIPHOP的スモールコミュニティーがあったって話を書いてみよう。
インスタにも載せたが、その裏側。
翻訳つけながら解説していきます。
まず、いつものように犬と、近所の桑田町公園へ。
いつものようにタバコに火をつけ、周りに誰もいないことを確認してリードを外す。すると、奥からデニスロッドマンばりの赤髪のおばあちゃんが白いムフモフのバイデン大統領みたいな相方を引き連れて参上。
なかなかファンキーやなーなんて思いながら
Googleのクチコミを書いてると
いきなり軽く牽制球を放ってくるではないか。
”可愛いわんちゃん連れてんねー”
”ありがとうございます”
”ここらであんまり見ない子達やねー”
犬”ウー!!!”
”そうですか、僕もう十年ぐらいここ通ってますけどねー”
”へー、あんまりみない子やなーと思って。初めて会うたもんなー”
”そうですね、でも週1、2回は来てますけどね”
”初めて見たわー”
はい、ストップ!
もう、ここがすでにHIPHOP。
あんまり見ない子。。。連発。
もう、ここがThis is ギャング的発想ですよね。
強烈な縄張り意識。
ギャング風に言うと、、、
”YO!お前達この辺りじゃ見ないツラだな。誰のシマで散歩させてんだ?ここら辺り一帯は、俺たち桑田町町内会 Kuwata Chonai Kai ”
"略してKCKの縄張りだぜ!!YOU KNOW??"
はい、通訳完了です。要は誰の許可取ってここで散歩させてるのか
いわゆる職質の民間版でございます。
すでに一話目から、ボスキャラ登場。
ここからは翻訳付きで対話形式で書いていくね。
ノンフィクションを面白く可笑しく
誇張して書いてるから冗談半分で楽しんで
実際はとても良い人達だったから
さて、話を戻す。
僕は先程の、”ここらで見ないねー”の質問にこう切り返す。
僕 ”僕近所のマンションに住んでます。もう10年ぐらいここの公園には来てますよ。人が少ない時狙ってきてるので会わなかったですねー”
僕 <俺はどこにも属してないけど、そこのパークコミュニティーで暮らしてる。誰々さんとこと一緒のコミュニティーだ。>
するとDR(デニスロッドマン)
”あー、あそこの角のね。私はこの公園の向かいのマンションに住んでて昔は私も飲み屋さんやってて最近引退したんよ。”
<そこのマンションが俺たちのヤサだ。今は身体も悪くなっちまって1階に住んでんだ。最近のこのギャングビジネスからは足を洗って引退したよ。>
”へー、すごいですね。今何歳ですか?”
”82歳。コロナ前に商売はやめてて良かったわ〜”
DR <まじで私がこの界隈のOG。オリジナルギャングスタだ。足洗ってて良かったぜ。コロナなんてまっぴらゴメンだ。>
僕 ”すごいタイミングですね。それより82歳まで経営されてたんですか?”
DR ”そう。段々客足も減ってね、最後は自分一人で立ってたんよ。もう疲れたわ。”
DR <ストリートで全て学んだぜ。金の稼ぎ方、男への愛想の使い方、金の使わせ方、金の稼ぎ方、全てこのビジネスから学んだぜ、YOU KNOW?もうストリートで自ら立って、こんな危険なディールばっかりはゴメンだから一昨年引退したぜ!>
僕 ”そうなんですね。でも良い場所にマンション建てられましたね。羨ましいです”
DR ”50年近く水商売一本でやってきたからねー、ただ、バブルの時代に建てたから借金も沢山あるんよ”
DR <ったく、バブルが弾けちまって、全く大変だよ!まー、ヤサがあるだけマシだが、なんとかやってるぜ。>
すると、そこに仲間がぞろぞろと集まってきた。フルフェイスで完全臨戦体制。ハキハキとした物言いにメガネから時折覗かせる鋭い目つき。バンダナ柄ならぬ、花柄ギャングスタさんの登場だ。まるでラッパがリヤのQさんばりに言葉を詰めて攻めてくる。
Q ”この子達可愛いなー、なんて名前なん?”
Q ”何してる子?”
僕 ”メイマロです” "飲食業やってます"
Q ”マイとマロンね”
僕 ”いやメイマロです”
Q ”メイマロンね”
僕 ”沈黙”
Q ”どこで飲食やってんの?”
僕 ”中山下です”
RD ”パークマンション住んでてこの子も飲食店やってんねやて”
RD <YO、ブラザー。元気してたか?こいつはこの辺りのコミュニティーに属してるらしいんだが、あんまり見ねー顔だ、仲良くしてやってくれ。敵ではなさそうだ。>
Qは、ずっとストレッチしながらなぜか落ち着きがない。ヤクの売人か?
するとロドマンが口を開く。
RD ”この人もずっと飲み屋さんやってはったんやで”
<大丈夫や。この人も私たちと同じシマの人間。安心しろ。>
僕 ”そうなんですね”
少しホッとした。とにかく犬を懐かせるのが非常に上手い。
こんな感じのやりとりを続けていくうちにもはや、誰が誰か分からないうちに気付けば公園には5、6人ものOGが占拠。さっきまで存在感なかった一人のOGが、ジップロックから緑の固形物を。
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