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「結婚はね、ゴミが出るのよ」

「愛があれば何にもいらない?暮らしてみなさい。生活ってね、もっとまぬけでうすのろなの。お金かかったり、ゴミが出たりするの」

「スウィート シーズン」切ない不倫を主軸に、夫婦や家族について描いたドラマ。松島菜々子、椎名桔平出演。1998年放送。第6話、妻が夫の不倫相手(松島菜々子)に言うのが上記のセリフ。この言葉、ドラマをネットで検索したら出てきた。「ドラマ放送時は意味がわかんなかったけど、結婚した今ならわかる!」と奥様が頷くセリフだとか。

このシーン多分見てたけど、セリフの記憶はない。「あなたは若くて綺麗じゃない、モテるんでしょ。なのにどうして私の夫なの?」とか何とか言うセリフの方がよく覚えている。

しかし、今なら私もこのセリフの意味、すごーいわかる。深いと思う。交際中は会う時間が特別な時間。今日は会って何をしよう、何を話そう。結婚して生活が始まれば、その特別だった時間のほとんどは日常にかわる。日常ってそんなキラキラしてない。ご飯どっちかが用意して食べて片付けて。ゴミの分別気にして出して。お風呂のカビ取りも洗面所の水アカを取ることも必要。それが日常。

「休み」の捉え方も変わる。付き合っている時、休みが合えば、彼「映画いこうか」彼女「その後に○○を食べたいな」彼「それなら俺が作るよ」…などと、貴重な休みをいかに楽しく過ごすか考え、予定を立てることも楽しい。それが結婚後はどうか。

「明日休みなの?そしたら1時からマンションの配水管清掃が入るから部屋にいて。私出かけるから」

幼稚園に通う子どもがいれば

「休み?お迎えお願いね。私はやることあるから」

と「休み」の使い方も全く変わる。(え…違う?)

で、このドラマ、桔平が記憶喪失になった辺りから「は?」て感じで見てない。最後は綺麗過ぎると、ネット上では言われている。「ゴミが出たりするの」って言った奥さんの方が引き下がり、主演の菜々子と桔平がうまくいくんだろうけど、昨日から非常に気になっている。見るならツタヤに入会、ネットで動画を見るのが1番良さそうだけど、全11話なので、所々2倍速で見ても5時間はかかりそう。

そんなに時間使ってもいいのか?…いっか。見た後にアウトプットすれば文章力も高まり無駄にはならないという事にしよう。脚本も良いらしいし。うん。





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バジル
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