見出し画像

【今ここに一つの花が開く時】すでに世界は新しい

酒井貴弘さん撮影

わたしたちが、すでに知っているものが、幸福の基層。


例えば、親しい人達との団らん。

知りたいこと、やりたいことで、時間を満たすこと。


それは、高価なものや、パッケージングされたものではない。

物欲に溺れることでもない。

自身の素朴な欲求を満たすことである。


夜が、

「人間」

「深み」

をつくってくれる。


例えば・・・

読書を楽しむコツ。

「本を読む」

のではなくて、


「非美学 ジル・ドゥルーズの言葉と物」福尾匠(著)

他者から〈眼を逸らす〉ことの意味は、いかにして思考可能なのか?


「他なる映画と 1」濱口竜介(著)

「他なる映画と 2」濱口竜介(著)

Q:なぜ映画を見ながら寝てしまうのか?

A:映画が人間にとって「他なるもの」だから、というのがその答えだ。


「ひとごと クリティカル・エッセイズ」福尾匠(著)

道徳も真理も腐りきっているとしたら、いったいひとは何を拠り所にして生きていけばよいのか。

そんなものはない。

しかしそれはたんに人生の厳しさであるだけでなく、楽しさや喜び、あるいは優しさの条件であるだろう。

雑多な文章が収められたこの本に通底するのは、「ひとごと」との距離のうちにある、そのようなポジティブな条件の探究である。――本文より


「話を聞く」

というイメージで、


「ナイフ投げ師」スティーヴン・ミルハウザー(著)柴田元幸(訳)


「私たち異者は」スティーヴン・ミルハウザー(著)柴田元幸(訳)


「夜の声」スティーヴン・ミルハウザー(著)柴田元幸(訳)


「夜の力」

を感じさせてくれる作品を、

「夜の姉妹団 とびきりの英米小説14篇」(朝日文庫)柴田元幸(編訳)

嗜んでみたりして、

「新しい読書の世界」

に入り込む。


新書の場合であれば。

「読む」

というより、

「吸収する」

という感覚でもOK。


多くの本が、

「情報を得るため」

の本だから、自分にとって、

「必要な情報のみ」

を吸収し、わかって(分かって/判って/解って)いる部分や、本筋から外れている部分は、読み飛ばしてもOK。


そう、

「肯定的であること」

「多様であること」

「現在を楽しむこと」

それらが、来るべき幸福のための3要素。


▶「怒り」に共感して欲しい人へ

ハングリー精神を呼び覚ます。

綺麗ごとに対する否。

「「止まない雨はない」より先にその傘をくれよ」

米津玄師「KICKBACK」

<参考記事>


▶決めつけられるのが嫌な人へ

「多様性」

を認めることは、

「画一的である」

ことを、

「否定」

することではないはずだ。

生まれた所や、皮膚や目の色で・・・

いったい、この僕の何が分かるというのだろう。

ザ・ブルーハーツ「青空」

<参考記事>


▶明日に無責任でありたい夜のために

「今日」

の幸せと

「明日」

「憂鬱」

の間で、僕たちは、

「今がずっと続けば」

と、願ったことがあるはず。

七尾旅人「サーカスナイト」

<参考記事>


▶スルメソング

スルメソングとは、聴くほどに味わいが深まり、良さがわかるようになるような楽曲を指します。

噛めば噛むほど味が出るスルメのような曲、という意味合いがあります。

スルメソングの例としては、次のようなものがあります。

冨田ラボ「眠りの森 feat.ハナレグミ」

Billie Eilish「CHIHIRO」

KNOWER「The Abyss」

惑星ちるの楽曲

tonacaの楽曲

Akatsuki's Music Roomの楽曲

sumeshiii a.k.a.バーチャルお寿司の楽曲


▶おまけ(プレイリスト・ダイアリー)

都会を歩きたくなるプレイリスト

海辺をドライブするときのプレイリスト

憂鬱を吹き飛ばすプレイリスト


▶おまけ(独学が得意な人の知識習慣。 学びが進む3ステップ)


いいなと思ったら応援しよう!