【メモ(memo)】感謝の気持ちから始める
不平・不満モードのとき、そうなりそうで、でもそうなりたくないときに、カウンターアクションのひとつ、簡単なものを、ご紹介したいと思います。
それは、感謝することを、先に探してみること。
不平・不満は、探せばいくらでも出てくるもの。
つい、そちらに意識が行って、忘れてしまいがちですが、感謝することも、探せばたくさんあるはずです。
「ない」と一瞬思うなら、もう一度、よく見てみて。
当たり前になっているものに対しても、感謝しても良いことはあります。
感謝する気持ちは、ポジティブな感情の代表。
感謝できると、気持ちも落ち着くし、どういうわけか、いいことも多くなります。
そして、その気持ちを周りに伝えれば、感謝されてうれしくない人はいませんから、周りも喜んでくれます。
不平・不満モードの人とつるむよりも、感謝モードの人とのほうが、楽しいもの。
だから、周りにも人が増えていきます。
感謝することもトレーニング。
それに、さまざまな場面に応用がききます。
不平・不満でなくても、たとえば傷ついたと思ったときとか、落ち込んだときとか、何か自分がマイナスになりそうなとき、思い出してみましょう。
何かに感謝してみよう、不幸中の幸いを探して、感謝できることを探してみよう、としてみるだけでいいのです。
それだけで、気持ちはプラスのことを探そうと努力します。
それだけで、落ち込みそうになっているところから、フォーカスがはずれるはず。
嫌い、苦手だ、と思う人がいたら、理屈は抜きにして、その人に感謝してみましょう。
相手に変わって欲しいと思っているときも同じ。
とにかく感謝することにしてみます。
そして、その気持ちを少しでもいいから、言葉や態度に反映させてみてください。
苦手だと思っていると、相手もそう思っているだろうし、何より、それが現実になっていきます。
相手に変わって欲しい、なんてときには、大抵向こうも同じに思っていて、お互いさまです。
それを、感謝するパワーに変えたら、その人との関係は必ず変わってきます。
何かを変えたい、と思っているときも、まずは、今現在の状況に感謝することから始めたらいいのです。
そうした積み重ねが大事です。
感謝するのが日常になったら、起きることや直面する問題に対しても、余裕が持てるし、たとえ何か嫌なことがおきても、逆にそれをバネにできるようにもなります。
あなたは感謝している人ですか?
そうでもないかもと思うなら、今日からで大丈夫。
感謝できることを、しっかり意識できる人でいてくださいね。
【今日の短歌】
「忘恩というえにしあり花咲けばゆるむこころのあわれなりけり」
(三枝昂之『遅速あり』より)
〈平らかに成る〉という願いをこめた平成という時代は多くの人々の懸命と真摯にもかかわらず、災害と劣化する政治の時代として終わろうとしている。そうした困難がこの歌集には遠く近く反映している。(三枝昻之・本書「あとがき」より)
【今日の名言】
「幸福とは今あるものに感謝できること。簡単なようで難しく、難しいようで簡単。」井上雄彦(漫画家)
【参考記事】
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【おまけ】
LGYankees「恩返し feat. Oh Yeah Yankee (a.k.a 大江裕)」