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【参考】パーソナル・バリュー(個人的価値)で相手と自分の価値観の違いを知る

“マイビジョン”を追求するのであれば、前もって「わたし」について「ハッキリ」と認識する必要があります。

そのためには、まず自分自身の価値観、つまり「パーソナル・バリュー」を見つめ直すことが必要となります。

また、他人と一緒に仕事をする際、気をつけたいことのひとつが相手の価値観です。

特に、日本人同士で仕事をする場合、お互いに価値観が近いと思い込んでコミュニケーションするケースが多くあるそうです。

その結果人間関係に悩む人が絶えないことに^^;

逆に、日本人と外国人が一緒に仕事をする場合は、お互いの価値観は異なるものと認識しているため、良好な人間関係を築けるケースが多いのは、私も海外で同じ様な仕事環境で仕事をした際の経験則から理解できます。

この相手の価値観を理解するためには、まず、相手がどのような価値観を持っているのか知る必要がありますよね(^^)

この価値観を分析するのが「パーソナル・バリュー(個人的価値)」です。

このツールを使って相手の価値観と自分の価値観の違いを知ることで、相手は自分と違う、ということを認識し、それに基づいてコミュニケーションすることができる切っ掛けを与えてくれます。

この「パーソナル・バリュー」とは、簡単に言えば、「自分にとって大切で、かけがえのないもの」という意味なんですよ(^^)

それを確認するために、例えば、こんな手順を踏んでみることをお薦めします!

まず、自分の心の中を、次のような「四つの窓」と、そこに属す「16の言葉」を通じて覗いてみます。

ちょっと、ジョハリの窓に似ているかも。

それは、具体的には次のようなものです。

(あなたに結果をもたらす言葉の窓)

(1)達成感・名声

(2)認知

(3)経済的安定

(4)富

(あなたを奮いたたせてくれる言葉の窓)

(5)出世

(6)冒険・競争

(7)パワー

(8)自尊心・忠誠心

(愛と友情にあふれた言葉の窓)

(9)愛情・家族のしあわせ

(10)自由・喜び

(11)健康

(12)友情・誠実・他人への援助

(あなたの心に呼びかける言葉の窓)

(13)協調・秩序

(14)精神的調和・宗教心

(15)知恵・創造性・能力開発

(16)責任

これらの「四つの窓」と、そこにある「16の言葉」を通じて、あなたにとって大切でかけがえのないものを探し出し、選び取っていきます。

ただし、あなたにとって大切なバリューを選んでいく際には、一つ注意しなければいけないことがあります。

それは、よく間違ってしまう事なのですが「手段と目的を混同しないこと」です。

ここで選ぶのは、あくまでも自分が最終目的として獲得したいと思っている大切なものです。

例えば、「経済的安定」は自分にとって大事なことだと考えた人がいると仮定します。

なぜなら、これがなくては「他人への援助」どころか、自分の「家族のしあわせ」も実現することができないからです。

でも「分かりきっていることなのに」と思いながらこの「経済的安定」を選んでしまっていないでしょうか?

しかし、もし、あなたにとって「家族の幸せ」こそがいちばん大切だとするならば、それを実現するための「経済的安定」というものは、あくまでも「手段」であって「目的」として獲得したい価値とは言えないからなんですね(^^)

みなさんも、自分の「パーソナル・バリュー」を見つめ直してみては、如何でしょうか?(^^)

【関連記事】
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