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【日常茶飯事】本当にやりたいことではない?

伊藤公一さん撮影

どんなに好きで、やりたいことでも、それが、仕事となると、つらくなるもだし、たまらなくなってくるのが、通則だと思います。

趣味で向かっていたときと、仕事として義務でやらなければならない、成果を上げなければならない、世間の評価をもらえなければならないときとでは、心理的ストレスの落差は、ものすごく違うものです。

「雲のからだに骨はないのに悲しみという感情はつくづく勝手」
(小島なお 『COCOON』17号より)

やりたいことでも、仕事となれば、それなりに、「大変なのは当たり前」と思ったほうがいいと思います。

仕事によって収入を得るわけですから、それに見合う価値や、利益を生む働きをしなくてはなりません。

ある程度の業績を求められたり、お客様や上司などからの要求があったり、締め切りがあったり、プレッシャーがかかることもあるでしょう。

でも、仕事には、つらいことばかりではなく、楽しみや、喜びや、幸せを見いだすことも、できると思います。

元々やりたいことだとしたら、なおさらです。

大変だからこそ、やりがいを感じられることもあるだろうし、つらいからこそ、得られる幸せも、大きかったりということも、あると思います。

シェークスピアも言っていましたが、

「楽しんでやる苦労は、苦痛を癒すものだ」

と(^^)

ただ、仕事にストレスを感じる人も、多いと思います。

ストレスは、心理的なものが、大きいんですよね(^^;

仕事をイヤイヤやるのではなく、自らすすんでやったほうがいいと思います。

喜んでやれたら、なおいいんだけどね。

「みぎの手をそらにかざしてうたふこゑ君はやつぱり晴れをとこゆゑ」
(田口綾子『かざぐるま』より)

そのためには、仕事の目的・価値を思い起こすことができるようになれると、いいのではないかと思います。

やりたいことを仕事としてやるか、趣味としてやるかは、よく考えたほうがいいのかもしれません。

でも、やりたいことが、仕事としてできるのは幸せ、趣味としてやれるのも幸せであることは変わらないと思います。

そうでないとしたら、それは、自分が、本当にやりたいことではないのではないでしょうか。


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