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【日常茶飯事】休日の朝こそ早起きをして爽やかな空気の中を鼻歌ドライブ♪

髙橋伸哉さん撮影

人の道は、意味を探して歩いていくものなのでしょうね。

「坂をくだれば腿の高さの突き当たりにガードレールが見えている坂」

「どのレジに並ぼうかいいえ眠りに落ちるのは順番にではない」

「上半身が人魚のようなものたちが自動改札みぎにひだりに」
(斉藤斎藤『人の道、死ぬと町』より)

例えば、

「私はなぜ生まれてきたのだろうか?」

「何のために生きているのだろうか?」

など。

そんな疑問には、誰も、答えてはくれないはずです。

自分で探すしかないんですよね。

自分なりに、必死で探していくうちに、おぼろげながら、少しずつ見えてくるものです。

ただ、ひとつだけヒントがあります。

自分だけのことではなく、常に、まわりの人のことを考えることが、大切だと感じます。

「空席を探すあなたを淡い陽はジョルジュスーラの絵にしてしまう」
(道券はな『too late 2』より)

そう言えば、

「愛がことのほかにもまして困難なのは愛が高まってくると、自分をすっかり投げ与えようとする衝動が起こってくるからです」

と言ったのはリルケ。

「さしだしてしまいたかった肉と骨に覆われているこの夕闇を」
(道券はな『too late 2』より)

愛するとは、愛されるままになること。

多少とも、誰かの自由になるのを、受け入れなければならない。

そこに、愛することの困難も、幸福も、同時にやってきて、さらに、深い孤独を覗いてしまうのでしょうね(^^;

誰かを愛するとき、できるだけ、相手から、何も奪わないでいたいと願うこと。

生きる意味は、自分のことだけを考えていては、見つからないのかもしれませんよね。

自分は、

「なぜ生まれ、なぜ生きるのか?」

「なんのために生きるのか?」

などと考えても、答えが見つからない人も、多いのではないかと思います。

ただ、生きる意味や、人生の目的などは、わからなくても、問題なく、漠然と、毎日を生きていくことはできます。

でも、自分なりの生きる意味や、目的を見つけ、それを果たせることは、大きな幸せに繋がっていくはず。

生きる意味や、目的をあきらめずに、探し続けられるといいですね(^^)

「老いたるは化けやすしとぞ艹(くさかんむり)かぶれば花よ 私は生きる」
(春日真木子『何の扉か』より)

「ぼくはぼくを生きるほかなく沸点を越えてゆらめく水を見つめる」
(西巻真『ダスビダーニャ』より)

「生きるとはその身のうちに洞穴を抱へることか倒れし楡よ」
(千葉優作『あるはなく』より)

ただし、あせらずに、時間をかけて探す余裕がもてたらと思います。

一つの提案としては、幸せを感じられることを、生きる意味・人生の目的の一つとして生きていく中で、いつか、自分なりの大きな幸せを見つけて、それを、自分の生きる意味・人生の目的にできたらいいのかもしれませんね。

幸せが、人それぞれであるように、生きる意味・人生の目的も、人それぞれでいいはずです。

自分が「これがあるから生きている意味がある」、「これのために生きたい」と思えるもの(事・人・物)なら、なんでもいいのだと思います。

ヒントをいくつか挙げるとすれば、夢とか愛があり、それらは、生きがいになることでもあると思います。

人間は、ひとりでは生きていくことはできません。

夢や生きがいにしても、何かしら人の役に立つ、誰かを幸せにできることであれば、それを生きる意味とし、また、人生の目的として、生きていくこともできるのではないでしょうか(^^)

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