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【参考:自己診断ツールを使った自己理解&紹介】LIFO(ライフォ=Life Orientations)活用のメリット
これまで、何かの研修中、行動と価値観に対する自己分析という事で、LIFO(ライフォ=Life Orientations)による診断を行った事ありませんか?
LIFO(ライフォ=Life Orientations)は、行動科学に基づき、個人の人生における基本的嗜好性や行動スタイルを明らかにして、個人やチームの仕事での成功を収めるというものだそうです。
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要するに、性格タイプ診断で自分の特性を知り、チームワークやチームのパフォーマンスを高めていこうといった主旨の診断です。
で、具体的には、全24問の行動・価値観に関する回答から4つのパターンに分類される傾向のどこに属するのかという内容です。
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簡単な質問に対し、当てはまると思う順に4,3,2,1点を付け、その合計得点で4つのスタイルに分類するという簡単なものです。
4つのスタイルとは、以下に示す通り、支持/放棄、統制/争奪、慎重/固執、適応/妥協と分類され、平常時は左の言葉の特性を強みとして持っているのですが、ストレス時などで、その度合いが強すぎると右の言葉の特性になりがちと判断されます。
支持 (Supporting)/放棄 (Giving) ;S/G
統制 (Controlling)/争奪 (Taking) ;C/T
慎重 (Conserving)/固執 (Holding) ;C/H
適応 (Adapting)/妥協 (Dealing);A/D
つまり、それぞれの傾向には、2つの対になる言葉が掲げられていて過度に傾倒する事で長所が短所になるという意味合いを持っています。
具体的には、共鳴する(支持)事は良いことですが、過剰になると安請け合いをする(放棄)事になってしまうという事です。
しかも、この4つのスタイルは、平常時とストレス時の2つの状態でそれぞれが診断されます。
また、LIFOの活用のメリットとしては、
自分の強み、行動パターン、基本的価値観が確認できる。
対人関係における自己啓発ポイントが確認できる。
組織活動の場で、実践的に活用できる。
集団活動での効果的な対人関係が築ける。
集団での効果的な人員配置のための材料になる。
マネジメント、セールス等で、実践的に使える。
部下の特性や強みを伸ばすための材料になる。
コミュニケーションの道具として使える。
仕事に限らず、生活の場でも効果を発揮する。
などが挙げられます。
ちょっと、脱線しますが、人間には4つのタイプがあるそうです。
その4つとは以下の通りです。
1.人を理解し、やさしく、理想的な生き方をしたい。(日本人に多く、特に女性がそうだそうです。)
2.自分の優位さを人に示し、人を動かしたい。(地位が上がる人です。)
3.どんな時でも理性的に判断し感情的な行動をしたくない。(このタイプも多いようです。)
4.難しい話はやめて、楽しく、仲良くやっていきたい。(最近の日本人に増えてきたようです。)
誰もが1.から4.までのタイプを持っていますが、一番強いものがその人のタイプになります。
逆に一番弱いものは奥に引っ込み、表に出てきません。
例えば、まじめなタイプの人とは、1.と3.のタイプの人なのでしょうね。
ここ最近、日本での主要な価値観となってきた損得感情ですが、損か得かという事が人間関係の中で生まれるものだとすれば、付き合う相手の人がどのタイプに属するか知る必要があります。
相手のタイプによって使う言葉さえ選ぶ必要があるということです。
こうして、相手の人をまじめに知ろうと努力すれば、円滑なコミュニケーションを行う上でも、損はしないだろうと思います。
上の手法がLIFO(ライフォ=Life Orientations)、つまり人生のオリエンテーションいうもので、自分がどのタイプに属するか診断して人間関係を改善したいと考える多くの企業で採用されている手法なんだそうです。
どれだけ有効かは、その診断結果をどれだけ信じて実行するかによっても効果が変わってくるので分かりませんが、基本はタイプが違った場合、相手は自分とは違う価値観を持っているということを理解する事が大事なようです。
相手が何を好んでいるか知ることは、特に、この診断を用い無くても、日常的に必要な事ですね(^^)
そこで、私の結果はと言えば、平常時は、
統制/争奪
慎重/固執
適応/妥協
の三つのスタイル、
ストレス時は、
統制/争奪
適応/妥協
の二つの特性が強めに出る傾向があるというものでした。
例えば、「君は、もう少しこういう点を直した方がいいよ」と欠点を指摘されたとして、その後に自分は変わったでしょうか?
つまり、欠点は、自分に欠けている点で、今、自分にはないものです。
だから、いくらないものを要求されても困るだけです。
弱みに焦点をあてても生産的ではないということですね。
LIFOの診断では、欠点として見えるのは、実は、自分の持つ強みを使いすぎているからであり、この使いすぎている強みを管理すれば生産性があがるといった考えに基づいています。
普段はこういうことはあまり考えないのですが、こうして指摘されると、う~んと考えこんでしまいます^^;
この様な診断手法には、心理学や統計学等のデータによる分類なのでしょうが、そこそこ的を得ているんだろうと感じました。
私の結果を分析すると確かに、身に覚えがあるような言葉ばかりであり、支持/放棄の特性が少ない結果となっているので、普段から、もっと受容性やそのために必要な相手の意見を傾聴する能力を磨いていかないといけないのだなと、思うところ多い結果ですね(^^)
みなさんも、試しに診断してみては?
【関連記事】
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【参考】パーソナル・バリュー(個人的価値)で相手と自分の価値観の違いを知る
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【参考:自己診断ツールを使った自己理解&紹介】グッドポイント強み診断
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【参考:自己診断ツールを使った自己理解&紹介】16Personalities性格診断
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【参考:自己診断ツールを使った自己理解&紹介】5分で自分の正しい性格を把握する「簡易版ビッグファイブテスト」
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【参考:自己診断ツールを使った自己理解&紹介】IBMのパーソナリティ・インサイトを使って性格分析してみた!
https://note.com/bax36410/n/n5c6f66d59b50