ちょっとひとやすみしませんか?
人が元気がない時は、どうしてあげるのがいいんだろう?
何か具体的な手助けをしてあげられる時はいいのだけど、それがない時はどうしたらいいんだろう?
いつも思う。
最適な言葉が見つからないなぁ^^;
そう言えば、「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。」って、マタイ11章28節に書いてあったけど、これじゃ、大袈裟すぎるし(^^)
「大丈夫?」って言葉は、優しい響きだけど、逆に相手の負担になるだけのような気がするし、ね。
求められてないアドバイスなんて、そんなの余計なものでしかないようにも思うし。
だからいつも結局、見守るってだけになることって、多いかも。
ちょっとでも軽くしてあげたいのに、いつも一番優しい言葉が見つからない。
休養をとるのは何ひとつしないことではなくて、回復することだから(^^)
心の重荷にならないようにしてあげないとね。
だけど、一つの言葉が人生の重荷や苦痛のすべてから私達を解放してくれるって、 ソポクレスも言ってましたねぇ、その言葉とは、愛だって。
愛は人を癒す・・・・・・与えた人も、与えられた人も。
でも、何もかもできるわけじゃないし。
自分をそっとしておきなさいって、言ってあげるだけでも、いいのかもしれないね(^^)
調子のいいときも、そうじゃないときも。
パワーあふれる日も、元気のでない日も。
「ひとやすみ」する時間は大切ですね(^^)
仕事でも、どんなことでも。
がんばり過ぎてしまうと、かならず息が切れるから。
ひとやすみの「静」の時間は、心に「止まれ」の合図を送ってくれているのでしょうね。
調子の出ないとき、考え方に行き詰ったときは、止まってみると、見えなかったものが見えてきます。
足りないものに気がついたり、新しい元気がわいてきたり・・・・・・
調子のいいときだって、止まってみれば、もっと素敵なわくわくするアイデアが浮かんだり、次のステップがちゃんと見えてきます。
どれくらいの力加減で、どの方向へ飛べばいいのか、自分の心に確認できるように思います。
上手に飛べる人は、上手に休める人。
心に新しい気持ちを送り込んでくれる「ひとやすみ」。
ぜひ、毎日の暮らしの中で心がけたいし、元気がない人には、そんな風に声をかけてあげたいですね(^^)
「ちょっとひとやすみしませんか?」
『ねこあつめの家』主題歌「ひとやすみ」
https://www.youtube.com/watch?v=jdFHOIz9K8Q
生沢佑一「ひといきつきながら」
https://www.youtube.com/watch?v=7FHuAa8VcDE
【参考図書】
「がんばりすぎたきみ。きょうは、うんと休みすぎようね。 」もくもくちゃん(著)